修正会
本年もどうぞよろしくお願いします。
3階で名古屋の姉家族を交えて、おせちを料理を食べてから、修正会に臨む。
気候のわりには参詣者は少なめ。それでも、広島や愛知、静岡などの遠方からの参詣者もあった。1年の始め、皆さんで声をひとつにして、お正信偈をお勤めし、「現世利益和讃」をあげさせてもらう。勤行が終わり、そのまま『三帖和讃講讃』(上巻)の「現世利益和讃」の通釈を、15首通して拝読をしてみたが、また違った味わいがしてよかった。来年は、予めコピーして配っておいたらいいかもしれない。
ご法話は、S君の提案で、同人、仏青会員向けにネット配信した。急に決まったので、元日からご覧くださった方は多くはなかったが、それでも反響はあった。
誌上法話『後生の一大事』(増補新版『後生の一大事』のタイトル章)を読んでのご法話。松並松五郎氏の逸話がすさまじいが、並外れた称名の行、不思議な感得が往生の証拠ではなくて、誓願の不思議、弥陀の計らい、つまり南無阿弥陀仏のお手許にすべて収まっているところでの喜びが、実に有り難い。ここはいつ読んでも、涙するところだ。
記念撮影をし、一言ずつ法話の感想や抱負を分かち合った。
下の子は、「『皆さん、お年玉を下さい』とお願いするわー」と、新年早々、大胆な野望を抱いていたが、いざとなると名前と学年を言うので、精一杯。いくら凡夫丸出しでも、飾りたいのは同じだなー。そんなPRしなくても、かなり皆さんお気をつかっていただきましたが…。ありがとうございます。
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