今年最後…
今年、最後の自力整体。夫婦揃ってのレッスンも、これが最後。会場の都合で年末も早いが、新年も10日からのスタートと遅く、年末年始は、自力での体調管理が必要。
大型店のユニクロで、セールしていたニットのセーターを買う。あいからず期日限定品には弱く、シャツやボーダーのタートルも買った。
戻ると、新年号の華光誌が届いていた。発送は、月曜日になる。冬休みで居る子供たちとお昼を食べて、3時を過ぎてから京都シネマへ。
小雨がばらつくが、再び、自転車に乗る。
かなり冷え込んでいる。でも、このあたりは雪にはならないだろう。
ブラジル映画『名前のない少年、脚のない少女』を観る。1週間限定の初日だ。みずみずしいチラシが、気になっていた。
ブラジルの片田舎で、あいかわらずの母親と暮らしながら、ネットの世界でつながりながらも、現実はくすぶっている男子高校生の孤独や閉塞感がなんとなく伝わる映像。でも、ストーリー云々よりも、感性で見る映画。映像や音楽は、ぼくには悪くないと思ったが、確かに退屈な映画でもある。この手の映像は、そのタッチが、こちらの感性とフットするかどうかが、かなり大きい。結構、相性次第ということになるので、ミニシアターの中に、イビキが大きく響いていたのも事実。ぼくも、前半、かなりグラっときた。
5時になると、冬至を過ぎたばかりの街は、すでに真っ暗だ。土曜日のクリスマス・イブで、あっちこっちライトアップされている。
「10年日記」を抱えて、マノアマノというカフェへ。アイスクリームを添えたスコーンを注文。ほんとうは紅茶がいいのだろうが、ここはコーヒーがうまい。今夜は、ディナーの予約で忙しいという。「お子さんにプレゼントは買われましたか」と聞かれる。お寺なので、クリスマスはやらないのだと答えると、「そうでしたね。スミマセン、スミマセン」と、あやまられた。別に、悪いことを聞かれたわけじゃなくて、ごく普通にやらないというだけ。「あの、ケーキぐらいは食べるんですか」。残念ながら、ケーキも食べない。しかし別にタブというわけではないので、頂くことがあるなら食べるし、子供たちも、お友達や学校などのクリスマス会には普通に出る。ただ、仏教徒の自覚として、我が家にはクリスマスの習慣がないということだ。間違いなく子供たちは寂しいだろうが、親としては、無駄な出費で踊らされることもなく、楽といえば楽だ。
結局、ぼくは50年生きてきて、一度も「Merry Christmas!」と言ったこともなく、正月に初詣に行ったこともない。占いに頼ることも、日の善し悪しを選ぶこともない。それは、これからも、間違いなくそうだろう。
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