広島支部法座
華光大会が終わって、最初の支部法座は広島。
12月はM先生なので、今年最後の広島法座となる。
ご法話は、大会で味わった「唯除のこころ」から派生して、『子どもの聖典』にある、内省の世界「私-ご恩-仏様(地獄)」の三角形の図。唯徐されるのは、五逆罪と、謗法罪である。つまりは、大恩あるもののご恩をご恩とも知らずに、謗り、殺していく私の無漸無愧の姿がある。つまりは、ご恩と罪悪とは背中合わせにあるのだ。では、なぜ、仏様(地獄)なかのか、なぜ、仏様がいちばん底にあるのか。そもそも、如来様ご恩とは何なのかを、皆さんと味わった。
「人身受け難し、今已に受く。仏法聞き難し、今已に聞く…」の三帰依文を取り上げる。いつもご法話で触れさせてもらっているが、ご文そのものを取り上げるのは初めてかもしれない。。いろいろ、いろいろ、ほんとうにいろいろとあるけれど、突き詰めてみると、「人身受け難し、今已に受く。仏法聞き難し、今已に聞く…」のご恩徳と、その親の大恩に背き、謗り通しの私を聞かせてもらうことが、真宗のご聴聞ではないのか。
下るはずのない頭を垂れて、聞かせてもらうのである。
| 固定リンク
« 願寿寺報恩講法座 | トップページ | 金戒光明寺 »
「法座と聞法」カテゴリの記事
- 京都支部法座~2月の連続法座(6)(2024.02.23)
- 第3回「長命の集い」2日目~2月の連続法座(5)(2024.02.21)
- 第3回「長命の集い」初日~2月の連続法座(4)(2024.02.20)
- 久しぶりの広島法座~2月の連続法座(3)(2024.02.19)
- 華光誌輪読は「同人さん…」~2月の連続法座(2)(2024.02.18)