真如堂の紅葉
金戒光明寺から真如堂へ歩く。
秋の紅葉シーズン、平日だが混み合っている。いまから18年前の秋に、紅葉を見にきた時には閑散とした隠れた紅葉の名所だったが、いまでは有名な観光寺院の一つになって、ずいぶん、雰囲気が違うようにも思った。ほんとうに諸行無常で、移ろいでいくのであるが、変わらないのだと自分だけが思っている。
真如堂は、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺。正式には、真正極楽寺という。「世に極楽寺という寺は多いけれど、こここそが正真正銘の極楽の寺である」という意味があるそうだ。もちろん、ご本像は、阿弥陀如来で、お念仏も修されている。一般にいわれる「真如堂」の呼び名は、もともとは本堂の呼び名で、正式なお寺の名称ではないが、いまではその名で有名である。
金戒光明寺と同じように、美しい三重の塔がある。本堂や境内は拝観が自由だ。残念ながら、時間の都合で、庭園は拝観できなかったが、充分、美しい紅葉は堪能できた。 京都の紅葉は、比較的小さい。残念ながら、今年は高温のせいで、色づきはよくない。今日もかなり温かいが、曇り空ということもあって、光のさし方が悪かったは残念ながら、それでもなかなか圧巻であった。
まあ、ここはゴャチゴチャ言うのはやめて、稚拙な小生の写真だが、京都の紅葉をわずかばかりお楽しみください。
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