京の七夕
お盆まいりが一段落ついて、夜は、子供を連れて、二条城へ。京の七夕の散策だ。
前日も、買い物のあとのついでに車で向かった。ところか、予想以上の人出。駐車場も長蛇の列で早々に諦めて、今夜は、乗用車は使わず、時間前に到着した。それでも、無料ということで、長蛇の列だが、どんどん動くので、待たされている感はなかった。
昨年から始まった企画で、二条城から一条戻り橋(最近では、陰陽師などのブームで有名になった晴明神社がある)の堀川会場と、鴨川会場の2ケ所で、開かれている新しい観光振興策で、堀川や鴨川を七夕飾りや
ライトアップして、願いをこめて、そぞろ歩きをしようというもの。
ただし二条城もほんの一部分だけの公開で、内部には入れない。しかも、妙なライトアップは、美しいというより、ぼくにはやや違和感があった。写真を見てから気がついたが、手前あるボンボリ(?)には「至誠心」とある。知恩院のものかもしれない。
あとは、堀川を北に向かってすたすら歩く。日頃は、道の上から眺めるだけで、めったにこんなところは歩かない。実は、わが家の前にも、この堀川は流れている。ぼくが子供のころは、目の前にあったのだが、いまは暗渠となっていて上を車が走っている。だから子供たちは、こことつながっているとは夢にも思っていないだろう。
でも、ただ大勢の人ごみをただ歩くだけで疲れた。子供たちには、途中、夜店があるからと誘ったのだが、まったく夜店はない。1ヶ所、ビールやジュースの飲み物を販売しているだけだった。下の子は、期待していたら夜店がなくて、すぐに退屈し
、お腹が空いてきて、クズグズ言い出した。上の子は、きれいだと喜んでいたが、京の七夕という命名のわりには、チィープ感が漂っていた。伝統的色合いより、人工的な色彩が強くて、ひたすら「立ち止まらないください。願い星には、お手を触れないでください」の連呼と、人込みの中を歩かれさて、来年は来ないだろうなーという代物。早めに地上に戻って、目の前にあった堀川商店街のうど
ん屋さんに入って、一息ついた。まあ、それなにりきれいだったけど。
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