ドッチボールと、肝試しでしたが…
子供たちは夏休みにはいる。
学校とPTAが主催した6年生の夕方からのお楽しみ会に出席する。
親対子供のドッチボール大会。ボールひとつの時は、よかったけれど、ボールが二つになると、なかなか難しい。ほくも、けっこう健闘したけれど、自分も3度も当てられて外野へ。それでも、すぐに復活するのだが、結局、4度目の復活はなくて、親チームは完敗。当てられたのは、いずれも、ボールを上手くキャッチして、当てよう狙いをつけている時に、後ろから2個目のボールでアウトになるということの繰り返し。前ばかり見ていたら、後ろから足元をすくわれたということ。チャンスとなると前しか見ていないのダナー。結局、後ろには目がないので、ご注意を!ということ。
夕食のお弁当を挟んで、子供だけ参加の肝試し(お化け屋敷)大会。PTAが驚かす志向を凝らして、真っ暗校舎の中を大きく一周するというもの。夜の学校は、けっこう怖いものだ。ましてや、ここは田舎なので回りは暗く、ただカエルの鳴き声と、子供の悲鳴だけが聞こえている。
でも、だんだんと心配になってきた。夜9時の終了予定が、なんの説明もないまま、30分、45分と延びているのに、まだわが子の順番がやってこいないのだ。自宅まで遠いので、何時ごろに終了するのか尋ねにいくと、たまたま横にいた役員さん同士の会話が耳に入ってきた。ひとりの方が、「だいぶ遅くなったなー」、すると、もうひとりの責任者らしき人が、「まあ、楽しいからいいやん」との声。いやー、それはどうかなと、おもわず知らず、プチ抗議して、ちょっと赤面。
でも、普通なら、時間延長の説明や、企画を前倒しして新たな終了時間の確認があってしかるべきもの。しかも、肝試しは6年生だけの参加で、幼児も含む弟、妹は、親と、体育館で待たされていて、夜も10時近くになるとクズる子もでてくる。わが家では、夜9時30分には就寝の準備にはいるのだ。主催者側にすれば、一生懸命工夫をして、参加した子供たちは喜んでいる。楽しいという点では大成功の企画だけれど、一方で、小学校での夜の行事なのであって、ブライペートな集まりではない。ある程度、終了時間を守ったり、遅くなるときの説明など、安全面の観点から考慮してほしかった。まあ、ここもボールが二つあるドッチのようなもので、「楽しい、子供たちか喜んでいる」というボールを受けたら、もうひとつの後ろにあるボールが見えなくなるのだ。娯楽と、安全がぶつかった時ほど、少し冷静になって安全面を優先する。長年、子供会を主催者しているぼく自身が心がけているところではあるが、このあたりは、所変わればというところか。
結局、子供が戻ってきた時点で、終了を待たずに帰宅した。それでも、自宅に着いたのは、11時前になって、二人は車のなかでグッタリ。、歯磨きも、シャワーもないままに寝てしまった。進行のまずさに、ぼくもプチ不機嫌に…。まあ、改めて勉強させてもらいましたが…。
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