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京都国際マンガミュージアム

  仕事の都合で、急遽、広島カウンセリングWSをキャンセルした。税務調査や華光誌の発送が続くためだが、せめて1日だけは、春休みのパパの仕事もしたいと、子供と一緒に出かける予定にしていた。ところが、朝になって、葬儀の依頼が…。急に、須磨の水族館はやめて、勤行の時間まで近場で過ごすことになった。

Img_4228  地下鉄利用なら、10分で行ける烏丸御池の京都国際マンガミュージアムへ。

 お友達も含めて、5人の女の子を引率していくことにした。

 もともと、京都市内の中心街にあった小学校が、ドーナツ化で統合されたのを受けて、マンガの図書館兼博物館になったのだ。Img_4217

 マンガ学部がある精華大学と京都市のコラボだが、公共機関がからんでいるのに、この発想はなかなかユニーク。

 蔵書も、30万冊近くあるそうだが、常設(自由に読める)は5万冊。コミックばかりが、ずらっと本棚に並んでいる。図書館と違って、外への貸し出しができないから、逆に、見たい本が手に入らないということがないのもいい。それに、さまざまImg_4206な外国のマンガや、各国語で翻訳された日本のマンガも多数あって、白人やアジア系と、かなり数の外国人が一心に読んでる姿が、印象的だった。ほんとうに、日本のアニメは人気あるんですね。

 ぼくの子供のころは(いまもかな)、絶対に学校に「マンガ」を持ってきてはいけなった。見つかったら即没収。マンガ=遊びでImg_4223、図書館になく、学校の勉強とは別物だ。すぐに、「マンガばかり読んでないで、勉強しなさい」と、当時の子供は怒れた。テレビゲームも、PCもない時代だ。

 ところが、この小学校は、マンガ以外の本はない(幼児向けに、職員室を改造した絵本の図書館はあるが)。それを階段で読もうが、教室で読もうが、廊下のイスに座って読もうが、外の芝生で寝込んで読もうが、自由なのである。みんな、テンデバラバラに何冊もマンガをもってきては、思いImg_4209思いに読んでいる。

 わが子も、それぞれお友達を連れてきていたので、みんな好きなことろで夢中に読んでいる。ただ、1年生の子供たちは、ちょっとまだ難しいようで、こちちら絵本中心。あとは、紙芝Img_4215_2居の上演もあって、日本のマンガのルーツとして紹介されていた。

 自転車で、その前は何度も通っているが、中には入るのはぼくは初めだった。外から眺めていても、日の当たる芝歩に寝ころんで、自由にマンガを読む姿は楽しそうだった。 でも、ちょっとだけ誤算。天然の芝生ではなく、人工芝だったこと。でも、日があImg_4220_2たってきもちがいい。

 しかも、入場料は、小学生100円ポッキリと、いさぎよし。相変わらず安いものには弱い。

 お昼は抜けて、ちょっと歩いて、コチというカフェでランチ。えー、子供が身長量りを発見。わが子の身長を実測Img_4219しました。

 昨日までの、雪の寒さも一転、春の陽気に、桜のつぼみ膨らみ、すっかり春の気配。 

 ちなみに、ぼくは、「火の鳥」と、「コージ苑」をちらっと眺Img_4226めたのでした。

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