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2月の伝道研究会

 1週間前に終わったばかりの伝道研究会。原則は第1水曜日だが、1月は正月があるので、不規則になって、2週続きとなった。

 それでも前回の出席者は全員が顔揃えて(精勤だな)、初めての方も1名が参加された。

 「弥陀の発願」が終わり、今月から、「釈尊の開説」に入る。

 例によって輪読するが、ただ読むだけなら、それでスルーッと終わってしまうか、あとはそれぞれの味わいが膨らんで、外の話題で発展することが多い。それで前回から、ぼくも積極的に動くことにした。皆さんに文脈から出てくることを、少しだけ突っ込んで質問をぶつける。もちろん、専門的な質問ではなく、前回までに終わったことや、よくご存じであろうことを尋ねるのだ。せっかくの伝道研究会だから、自分のお味わいはお味わいとして、出来る限り、お聖教の上や仏教用語で答えもうらうようなにしている。

 たとえば、今回だったら、

「(大経)下巻には、その浄土に、衆生が往生する方法が説かれている」

というテキストの一文。さっと読めば、それで終わりのところ。さて、どんな方法が説かれているのですか?と質問した。もしご本願の上でいえばどうか。下巻なら、どうなのかを、みんなで考えていくと、まず生因三願をおさえられ、下巻の願成就文や三輩段がおさえられていく。すると、20願の成就文は?となり、今度は、観経の九品との関係が問題になり、真仮を分かつことから、次ぎに述べられる三経一致と相違の予告となるといった具合だった。

 それも正解だけをスッーと答えていたら、「はい、分かりました」で終わってしまうが、お互いこれまで聞いてきたことを思い出し、たとえトンチンカンなことでも答えさせてもうら。既存の問いなら、その答えを丸暗記した教義や聖教でも通じるのだが、ちょっと違う角度や、意外なところか質問されると、たちまちに戸惑ってしまう。第一、覚えようなどという思いすらない方が大方だが、しかし、そのお心は聞いておられるのだから、ちょっと整理したり、少し学ぶだけでも、ますます深くそのお心をいただくことができるのだ。

 概説風(テキストそのものがそうなのて)になるが、そのことで、これまでのゴチャゴチが、体系化し整理されで、その位置づけがはっきりなされていくようで、皆さんからはなかなか好評だ。

 Tさんが、「毎月1回と言わずに、毎週1回したらどうなるでしょうかね」といわれた。それも面白い。そうなるのなら、さらに受け身で聞かないで、問いを発したり、担当を決めて行なうほうが、身になっていくだろう。もっとも、その場合は、正規の授業料を徴収しないとなー1回数百円程度ではこれはちょっと虫のいい話か?

 来月は、3月2日(水曜日)夜7時30~9時50分。いまのところ、会員のみに限定だか、初めての方もぜひどうぞ。別に、難しくはないです。

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コメント

かりもん先生、二日間お世話になりました!

初めての伝道研究会、動機は不純なれども参加させていただくことができました。
参加する前は、講習会よりも突っ込んだ、専門的なことを研究する会?だなんて思っておりましたので、私には敷居が高いかなぁ?という先入観がありましたが、伝道研究会は、いつもわかりやすい言葉に変えて伝えてくださっている御法話の出所はここにあるんだよ!ということを教えてくださり、そこで新たに味わったことを自由に発言させていただける場であり、意気込むことも緊張することもなく参加させていただくことが出来ました。
またご縁が整えば(^^ゞ 参加させていただきます!!

投稿: Nちゃん | 2011年2月 4日 (金) 08:31

Nちゃんさん、ようこそお参りになりました。
動機は不純?だったんですか。知らなかったなー。
その後のお手伝いも大変助かって、ありがとう。
実は、悟朗先生の講習会はけっこう専門的なんです。で、ぼくの希望としては、伝道研究会はもっと専門的な研究会にしたかったんですが、逆に門戸を広げる方向で進むことになりました。ならば、学ぶ意欲のある皆さんにも、ひとりでも多く参加してもらいたいですね。

投稿: かりもん | 2011年2月 4日 (金) 19:02

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