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仏の子か、鬼の子か

 ここ数年、仏青メンバーの結婚ラッシュだったが、今度は、ちょっとしたベビーブームになっている。

 あっちこっちで、おめでたの話を聞くのだが、10月の仏青大会には、2月に産まれたばかりのかわいい女の赤ちゃんを連れてお参りされた夫婦もあった。
 そして、今月(11月)に入って、三人もの尊いいのちが、次々と誕生した。しかも、華光大会を挟んだ前後に誕生したのは、偶然とはいえ、なんとも不思議な気がした。

 聞法・求道も競いあい求めあった友人同士であるのだが、今度は赤ちゃんが同じ月に産まれてきたのだから、よくよくのご因縁だ。

 出産の様子は、それぞれさまざまであったようたが、たいへんな出産の様子などを聞くと、わが子の時のことが思わず蘇ってきて、こちらも力がはいった。みんな良きママ、良きパパになるのだろうが、若い夫婦だけの生活なので、実家から戻ってからが、たいへんであろう。何分、子も初めてなら、パパ・ママも初めての経験ばかりで、ひとつひとつが新鮮であると同時に、不安や悩みにもなっていく。しかし、そんなさまざまな経験を通して、子育てだけでなく、こちらが親として育てていただくのである。

 先週の土曜日には、「無事に産まれました」と、出産直後のママ本人からの報告の電話。まさか本人とは思わず、一瞬、戸惑った。それでも、母子共に元気な様子で、安堵した。特に、このご夫婦は、子供大会からのご縁で結ばれただけに、こちらも、自分の事ようにうれしかった。二人の幼少時の様子を思い出し、あの二人がパパやママになったのかと思うと、どうも不思議で、また感慨も深い。

 ただ「おめでとう、よかったね。南無阿弥陀仏」である。

 そして、今後10年後の仏の子供大会が楽しみだ。そのころには、うちのカンロが大学生で先生役になっているのだろうか。獲らぬタヌキの皮算用で、いつ化かされるかもしれないけれど、こちらもそれまでしっかりとご相続をさせてもらおうという力をいただいたようだ。

 『伊藤先生の言葉』の中に、こんな項目がある。

 子供は、しばしば、死や死後、仏様に対する、素朴だか深い問いを発するが、その問いを親は大切にせすばならない。それが、仏法を求める願心になるのだ。ところが、世間の親は、「そんなことを考えないで、外で遊べとか、勉強しなさい」とか、せっかくの問いを、はぐらかせてしまう。自分が問いをもたずに、答えられないからだろう。
 「わが子を、仏の子にするか、鬼の子にするか」。世の母親には、大きな使命があると思うと結ばれている。

 それは、何も母親の問題だけではない。父親もまったく同様だ。
 結局、親本人が、自らを常に問い、聴聞する姿でしか、子供にご法は伝わらない。

 「わが子を、仏の子にするか、鬼の子にするか」。

 親になるということは、重い使命を頂くことだと、改めて思い返させられた。

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コメント

重い使命…ですけど、意義深いことでもありますね。
どれだけ、些細な一言にドキッとさせられたか。

ちゃんと応えられているか…これからの子どもの姿で問われてきますね。

投稿: MANU. | 2010年11月30日 (火) 00:52

はい、そうですね。楽しみだけどね。
そして、いまは過渡期だけれども、この先の子供大会も楽しみになってきそうだと、ひとり喜んでいます。

投稿: かりもん | 2010年11月30日 (火) 01:07

無事に赤ちゃんが生まれたのですね!会うのがとっても楽しみです。

結局親が聴聞、というお話は、私もそう思います。むしろ親が普段の生活を通して聞法できるように、子供の姿になって法を伝えてくれているのかなぁ、と思ったりします。

昨日うちでは『王舎城の悲劇』のお話をしました。夫は、お釈迦様が自分1人のために涅槃に入らずに待っていて下さったことを喜んでいました。

私は、お釈迦様が苦しんでいる私1人のために、因果の道理がわからない者だと見捨てることもなく、やって来られたことが嬉しかったです。

同じ話でも味わいが全く違うのだなぁ、と思いました。今度華光会に行った時は、他の方のお味わいを聞いてみたいです。

投稿: y.y | 2010年11月30日 (火) 18:12

ああ!ああ!なんと尊いことか。

仏の子供の誕生です。
自分の子供の時は、そんなこと思いもしなかったのに。

ここは仏様の集まりです。
仏法讃談、仏足礼拝です。

連続無窮のお働き、今後の成長が楽しみです。

投稿: とくよしみね | 2010年11月30日 (火) 20:30

y.yさん、そう楽しみですね。みんな、大事な、大事な仏様の子どもですから。ああ、ご夫婦でも味わいが違うんですね。そんなことが話合えるのがステキだなー。

とくよしみねさん、そうです。連続無窮のお働きを目にものみせて体感させてもらいます。そうすると、自分にかえってきますよね。先輩の偉大さを訪ねると共に、後に続くもののによって前を歩く我が身が問われてくるわけですから。有り難いところです。

投稿: かりもん | 2010年12月 1日 (水) 00:13

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