比良への家族旅行(1)琵琶湖編
秋の恒例になった父・母との1泊での家族旅行。下の子と、父との年齢差は、だいだい80歳ある。いつまで元気で一緒に過ごせるかもわからないので、まだ元気なうちにと、父が81歳の時から始めたのである。今年は、母が三井寺を
希望したので、宿は、ゆうこが滋賀県比良山麓にあるオーベルジュを選んできた。三井寺までは30分もかからないし、ホテルも1時間以内の場所。日帰りの距離ではあるが、別にどこを観光するあてもなく、のんびりすることにした。それでも、近くにある施設を探すうちに、比良山系の琵琶湖バレイに、紅葉を見に行くことになった。
昨年の白浜もそうだが、ここも子供の時に、父に連れてきたてもらったことがある。ちょうど、下の子の年齢のころだ。まだおばちゃん(父の姉)も元気だった。そのことろは、サンケイバレイといって、カーレーターなる2人乗りのゴンドラのケー
ブルカーというか、リフトのような不思議な乗り物に乗ったことを覚えている。しかし、そのサンケイグループは撤退し、カーレーターも、すでになくなっていた。
いろいろな意味で、感慨深いものがある。
最新型の大型ロープウェイに乗って、頂上へ。午後を過ぎていたので、他に客はない。窓から、眼下に琵琶湖を眺む見晴らしはすばらしい。紅葉は、まだこれからのようだ。これまでの気温があまりにも高すぎたのか、色づきもよくない。それに、今日のどんよりした天候のせいもあるだろう。明日は、雨になる予報だ。それでも、眺めはいい。琵琶湖大橋からの南湖、瀬田川へ。正面には、沖ノ島が見える。日本で、淡水
湖に浮かぶ島で、集落がある島は、ここしかないそうだ。
それにしても、今日は寒かった。ネット情報では、今日の山頂の気温は3、4度程度とあったので、ダウンジャケットに、手袋、帽子、マフラーと、真冬並みの防寒具で臨んでいたが、かなり寒かった。台風の影響か、風が強くて、体感温度がさらに低く感じられた。秋の花も、もう終わりかけで、ススキがきれいだった。父の足もかなりおぼつかないので、結局、1時間ほどいただけで、すぐに下山したが、一気に春が来たような気温の変化を体感した。
結局、すぐ近くにあるRカフェでお茶を飲むことにした。先日まで、ゆうこのギャラリー展示があったが、いまは違う作品になっている。夏場のにぎわいはないが、静かな秋の琵琶湖も趣があっていい。他に客もなく、静かに、心安らぐ時間を過ごした。
翌朝、夜の雨も 朝にはどうやらあがってきたので、山頂から見つけた内湖に出かけた。近江舞子の南浜に
あたる。
ここも、夏には大勢の水泳客で賑わうが、いまは、静寂の中を、湖面を盛んに水鳥が行き来していた。
琵琶湖は、山頂からの眺めも、近くで観るの眺めもいいものだ。
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コメント
なんだか懐かしい話が・・・
同じような年頃に町内会のリクレーションでサンケイバレーに行ったのを思い出しましたよ。
カーレーターってカー+エスカレーターの造語だったのかなぁ??
投稿: 元 | 2010年11月 1日 (月) 02:46
僕も旅行ではない(?)けれど、東京行ってきました。1年半ぶりくらいでしたかね。
自由が丘の長渕剛カフェと秋葉原に行ってきました。
普段、田舎で何もないところに住んでいるから、いい刺激になりましたよ。
帰りは台風で大変でした。
また今日から聞法と五欲を求める日々が始まります。
投稿: 阿波の庄松 | 2010年11月 1日 (月) 06:53
元さん>ご無沙汰。ぼくもいつも見てるよ。
さすが、このネタに食いついてくれたんやなー。小学校以来だけど、同世代でも、きっと滋賀か京阪神の人しか分からないだろうなと。山頂に、昔の写真があって、妙に懐かしかったわー。
阿波の庄松さん>はいはい、東京でしたか。
ならば、Good luck!
投稿: かりもん | 2010年11月 1日 (月) 23:21