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今週の法座予定

 このところ、行事の合間の事務や準備の作業に追われている。

 ひとつは、来月の華光大会に総会があるので、決算や予算、そして来年度の事業の相談など。特に、来年は宗祖親鸞聖人の750回大遠忌にあたる。華光会として迎える、50年前の700回大遠忌、約40年前の親鸞聖人生誕800年(誕八)と、3度目の大法要となる。こちらは、これかの相談になるが、事務作業は順調に進んでいる。

 もうひとつは、すでに済んだ行事の残務処理である。大半は、皆さんの手で進められているが、最終のところでは、手直しやチェックが必要となる。子供大会の感想が「はちす」となって、20日の発送に向けて準備中。そこに、聞法旅行の写真(焼増し、けっこうたいへんだった)や、仏青大会の決算の処理などがあった。そこに、行事の法話音源の編集があるが、これは同人の皆さんがお手伝いくださるので、大いに助かっている。

 すべて20日の発送に向けての作業。〆切があるとあわただしいが、仕事は片づく。

 さて、今週の法座。ぼくは、輪読と、宿泊での寺院布教があり、土・日・月曜日と3日続けての法座。
 他にも、東海支部のご法座と、華光会館では、京都支部学習会で会場提供をしています。

1)華光誌輪読法座

 日時:16日(土)昼1時30分~5時

 会場:華光会館(3階研修場)

 内容:華光誌69-4号(巻頭言・聖教の言葉と、一部記事)の輪読と、解説。話し合い。

 なお、来月の輪読は、夜の伝道研究会と合わせて、11月3日(祝)に、特別バージョンとしてお送りする予定だ。

http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/10/rindoku2010-10.htm

2)西法寺報恩講への出講

 日時:17日(日)昼2時、夜7時 18日(月)昼2時

 会場:大阪府泉佐野市「西法寺」

 内容:寺院布教なので、法話が中心で、座談会はありません。

http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/10/saihoji2010-10.htm

3)東海支部法座

 日時:17日(日)昼1時30分~5時

 会場:(JR岐阜駅前)「じゅうろくプラザ」。

 内容:久しぶりに、悟朗先生のご法話です。おかげさまで、遠方の布教は、日高支部の聞法旅行と続きます。今回は、名古屋ではなく、岐阜市です。

http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/10/toukai2010-10.htm

4)京都支部学習会 

 日時:17日(日)昼1時30分~5時

 会場:華光会館(3階研修場)

 京都同人による、カウンセリング的u「聞き方・伝え方」の実践などの実習が中心。

http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/10/kyotogaku2010-10.htm

 久しぶりの法座案内でした。どうぞ、奮ってお参りください。

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コメント

僕は今、信楽先生の本を読んでいるのですが、本願寺の歴史において、阿弥陀様は天皇陛下であるといったり、戦死して靖国へ行けば浄土へいけるといっていた時代があったようですね。

当時、本願寺には空華学派と石泉学派とあって、信心とは心の清浄と説く石泉学派は異端とされ、闇に葬られてしまった。(その後、時間が経って、お聖教のなかに入れられましたが。)

信楽、信心歓喜とはサンスクリット語ではチッタ・プラサーダ(心の清浄)と訳すそうです。

信楽先生は「往生正覚一体」すなわち、一元論の信心こそ正しいと主張しています。しかし、そのことを論文で書くと何度も勧学寮に呼ばれ、注意を受けたそうです。

かりもん先生は結婚式の仲人が信楽先生だったのですね。信楽先生の説く一元論の信心についてどう思われますか?

投稿: 阿波の庄松 | 2010年10月18日 (月) 20:47

はい、しっかり読んでみてください。先生の著書は、たくさんありますが、最近、一般的なものも書かれています。
細かなことで、二つだけ訂正しておきますね。

>その後、時間が経って、お聖教のなかに入れられましたが。

残念ながら、末註であって、聖教ではありません。ひとつの学派の説でしかありません。それは、空華学派もの同じです。聖教は、宗派で規定されています。三部経、七高僧、宗祖、あと蓮師など歴代のご門主様のものまでです。

もうひとつの訂正ですが、

>かりもん先生は結婚式の仲人が信楽先生だったのですね。

これも、残念ながら、主賓でご列席いただき、厳しい祝辞を頂戴しましたが、仲人ではありませんでした。

確かに、天にましますわれらの父と、漠然としたものを「有り難い、有り難い」と仰ぐような信仰と、信心とは違いますからね。信澄浄は、智慧としての働きです。信心の智慧、智慧の念仏です。ハッキリと、明確になってくる。その意味で澄んでくると、ぼく味わっています。
先生のことは、本覚思想の全盛期に、始覚的な求道の姿勢を貫かれる点にも、たいへん尊敬しております。教学的な立場は異にする点もありますが、国家権力や教権に対しても、けっして自らの信心を歪めることなく、貫き通される姿勢には感化を受けております。虚仮不実のわが身で、この世の中では、ウソや偽りだらです。でも、そんな私でも、たったひとつ自らが頂いた信心だけには、歪めたり、飾ったり、偽ったり、護ったりすることなく、裸になって喜べる。偽りの信や、虚実の信に対する姿勢だけには、厳しくありたいと思っています。

投稿: かりもん | 2010年10月20日 (水) 00:09

東海支部ご法話に子連れで参詣させて頂きました。

悟朗先生もお元気そうで何よりでした。思いのたけを聴いて頂き、同行方にもご教化賜り、三帖和讃下巻も購入して帰りました。


下巻の疑惑和讃を戴いたのですが、強烈ですね!未読の方には、是非お勧めしたいです。
下巻では特に先生のお味わい、強いお勧めを頂きました。


門前の小僧が習わぬ経を読んでいる事実。仏教のエッセンスを望んでないのにも関わらず届けて頂いている事に愕然とします。

自力無効というのも口はぼったい、己の考えや判断が邪魔になる時、南無阿弥陀仏から迎えに来て下さった。


いつまでもお堀の周りをグルグルまわって、「阿弥陀様の救いとは何だろう」とばかり考えている方には、早く本丸の南無阿弥陀仏にあっていただきたいと思いました。


投稿: 樹氷 | 2010年10月21日 (木) 01:07

樹氷さん
さっそくお読みくださり、ありがとう。なかなか感想をくださる方が少ないというか、きれいなままの方がおおいですね。
土曜の輪読、日、月の寺院布教と、いろいろと味わいもあるのですが、すぐあとに、通夜に列席してご法縁にあったり、今夜も真カ研の研究会の担当で発表があったりと、ブログは連休です。

投稿: かりもん | 2010年10月21日 (木) 01:37

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