『三帖和讃』から『正信偈』へ
『三帖和讃』講讃(上)(下)が完成したので、次は、再版する法話集にとりかかることになる。そして、そのあとには、『正信偈』講讃の計画をしている。実は、こちらが父の念願でもあるのだ。和讃のように詳細なプリントはあるが、量は、和讃に比べるとかなり少ない。
これまで、何度か講義されているが、3年に渡って講義された「講習会」テープの起しを、皆さんに依頼して、ボチボチと進めていくことになった。しかし、問題は、これからの編集方針だ。
プリントはまとまっているので、これだけならすぐにでも発行できる。しかし、説明はやはり不足してくる。テープを起した講義は、説明が詳しいし、周辺の話題もありがたいので、講義に彩りができる。でも、一覧にかけたり、まとまりという点では、ずいぶんわかりづらい。
その折衷として、プリントはそのまま採用して、「講義」として解説部分を文章化するのが、一番いいようだが、実は、そうは簡単にはいかない。
と悩んでいても、結局は進まないので、とりあえず、序説の部分だけをまとめてみて、華光誌の誌上法話として掲載してみることにした。誌上法話の作業にもなるので、一石二鳥だ。
それで、プリントに再現ではなく、講義スタイルを採用。今回は、序説の『正信偈』の位置づけや意義、組織のような概観が中心なので、ちょっと堅苦しい。
次回もこの続きで、第一段「帰命無量寿如来…」の、帰敬表宗のところの講義をまとめていく。
『和讃』から、『正信偈』へ。編集スタイルが違う作業が始まっている。
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