高山へ~スジャータアイスと鉄板焼き豆腐編~
もともと父の予定だったのを、日程を変更してもらい、ご縁が整って実現した。
猛暑の中での高山行き。飛騨高山は、夏も涼しい高地にあるので、依所となるお宅にも、クーラーはない。でも、年々暑くなっているそうで、日中、日差しが当たれば、厳しい暑さに変わりはない。
車窓は、飛水峡。風向明媚なのはいいが、ワイドビューの広い窓が直日光にさらされて、けっこう暑かった。車内で、おもわずアイスクリームを購入。スジャータの製品だが、「濃厚な味だ」と、わざわざ車内放送で紹介される高山線の名物だ。
この製品の名前は、苦行を捨て、ネーランジャー川(尼連禅河)で沐浴をされていた釈尊に、乳粥の供養をしたスジャータに由来していることは、有名な話。なんでも、社長がお寺の日曜学校での聞いたご法話からネーミングしたそうだとか。 それにしても、現地のスジャータ像はおもしろかった。悪路をジープーで向かった、彼女の出身の村にも、こんな像がある。コンクリトー製で、尊い聖地にふさわしくない、このキッチュ感がたまらい。このありたりの村は、電気も水道もない。脱穀も、手作業で叩きつけるもので、釈尊当時が偲ばれる風景だった。
法座前の食事は、F家の近くにある、国八食堂へ。観光客やライダーにも有名なお店。久しぶりだったか、夏に入るのは初めて。いつも12月と3月の冬季の寒い高山しか知らないからだ。なかなか人気店で満席で、外では人待ちの列も。
グツグツと熱い鉄板料理を、熱風が渦巻く部屋で食べる。扇風機が回っているが、熱風が回るだけで、ここにもクーラーはなかった。うまいが、プチ灼熱地獄で、随分、ノドが乾いた。ちなみに、鉄板焼き豆腐定食(写真は3人前)は、ゴハン、みそ汁つきで、630円也と、かなりリーズナブル。これにホルモンと、イカ焼きを追加して御馳走になった。
川と山に挟まれているので、夕方になると風も涼しくなっていた。随分、京都とはちがう。
さて、法座は、夜の座から始まる。
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