暑い
とにかく、暑い。
皆さん、元気にお過ごしですか?
17日に、梅雨が明けてから、厚い雨雲に覆われていた空が、一転、真夏の空に。そこから連日の猛暑だ。京都も、連続の猛暑(35度超え)日。昨日は、37、5度と、微熱の体温を超えた酷暑が続く。
とはいっても、ぼくは、寒さよりも暑い方が好きだから、不快とは思っていない。
仕事の合間に、自転車で移動して、逆に気分転換をしている。確かに、日中の熱風は痛いぐらい強烈だが、真夏の太陽にあたれば気分も変わる。
仕事は、和讃の作業の追い込みだ。最後の校正で、産みの苦しみに直面。本文の校正はあらかた完成したのが、問題は、索引の部分。思った以上に作業に時間がかかって、苦労している。PCでの自動検索は機械的で、かなり不備がある。353首を1首、1首、手作業で確認し、内容を記載している。
今週末は、子ども大会の準備のために法座が入れなかったのに、父に変わって、明日から、福岡での法座を引き受けた。しかも、和讃にばかりに関わるわけにもいかず、来週の金曜日からの「仏の子ども大会」の準備が遅れいてる。今回は、京都に助っ人も少なくて、しかも初めての会場というとこもあるので、事前準備に不安を抱えているのだ。
この先の日程を考えると、ぼく自身も、不安になってきて、眠れなくなて、朝も早くから目が覚めた。おかげて、今日は、イライラとした一日。火曜日までに、和讃が完成しなけれど、あとは、「子ども大会」以降に延期してもらうことになるだが、そうなると、お盆にかかって、大幅に遅れる。なんとかそれは避けたいが、どうなることやら…。
和讃の合間に、不在日の子ども大会の仕事の段取りをつけ、お盆参りの連絡など、いろいろあった。早く、明日の準備に移らないと…。公認会計士の先生の事務所で、一般にも呼びかけた仏教講演会もある。http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/07/kyusyu2010-7.htm
さあ、これからの1週間、猛暑のなかで、法座、和讃、子ども大会と綱渡りとなりそう。いかに気分転換し、集中して作業をするかだなー。
そんなときに、こんなうまそうなお中元が届いた。猛暑には有り難い。ヘエ-オーストリア、ベトナム、チェコ、フィリピン、イタリー、タイ(これはタイで飲んだ)のビール。暑いときには、いちばんの気分転換。ありがとう。ご馳走さまです。
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コメント
毎日、萌えるような暑さですね。
ナイスバディの水着のお姉さんとビーチでイチャイチャという私の願望はただの煩悩だったようです。
仏教はあきらめる、すなわち、あきらかにみる、ですから、頭を切り替えていかないといけない。
今日も暑くなりそうですが、31アイスを食べながら、チベット仏教と阿弥陀仏の関係について、僕は考えたい。あれは臨終来迎になるんですかね。
投稿: 阿波の庄松 | 2010年7月24日 (土) 08:34
暑さのせいか、昨日は躁状態となり、場違いなレス失礼致しました。改めて「壮年の集い」、御世話になりました。
というわけで、今日はもう少し落ち着いて、読書の話題です。日曜日は、朝日新聞の読書面に筒井康隆大先生が、『漂流』という連載をなさっておられますが、数回前にC。ディケンズの『荒涼館』について書かれていた大変感激致しました。と言いますのも、『荒涼館』は『カラマーゾフの兄弟』と並ぶ、私の若い頃からの愛読書だからです。ディケンズの作品としては、『クリスマス・キャロル』『オリヴァー・トゥイスト』『二都物語』『デイヴィッド・コパフィールド』等が有名で映画化もされていますが、この作品はディケンズの隠れた代表作(変な言い方ですが)で、確か映画化されてないと思いますが、映画通のかりもんさん如何でしょうか?
C・ディケンズと言えば、E・A・ポーや。W・コリンズと並ぶ、ミステリの始祖としても知られ、『バーナービー・ラッジ』という作品は、ミステリの古典的トリックのオリジナルと言われ(連載中に、ポーがそのトリックを見破ったのでも有名)、私生活でも不倫等にアリバイ工作を多用していたことでも知られます(笑)。この『荒涼館』もミステリ的な趣向も多く、現代では、ミステリ小説(や漫画やドラマ)の定番となっているあるシチュエーションのオリジナルも出てきます。探偵役(私立探偵という設定のオリジナルは上記のポー)のバケット警部は、後のクロフツのフレンチ警部や、シムノンのメグレ警視、更には、ハメット、チャンドラー~マクドナルドに至るハードボイルド、日本では松本清張以降の社会派のルーツとなると思われます。ミステリ史的には。
ミステリも好きですが、SFも好きなので、J・P・ホーガンが亡くなったことで、『プロテウス・オペレーション』(早川書房)の文庫版も読みました。ホーガンも数年前なくなった、御大A・C・クラークも、『アウトサイダー』のC・ウイルソン(『賢者の石』外のSFも書いてます)も正規の高等教育を受けてないところに大英帝国系の懐の深さを感じます。佛教学等のインド学が発達したのもかの帝国の御蔭だし。
で、この作品ですが、「多世界解釈テーマ」の快作です。「パラレルワールドテーマ」と言った方が、一般に通りが良いと思いますが、最近はこれが人口に膾炙しすぎて、平成のウルトラやライダー、スーパー戦隊あたりでも安易な使われ方をしているので(子供向きと言っても『のび太の魔界大冒険』の「旧作」や、『のび太のパラレル西遊記』なんかは、SFとして良く出来ていると思う。使うならもう少しアイデア、プロットを練って欲しい)あまりこの言葉は使いたくありません。
佛書では、越智淳仁先生の『法身思想の展開と密教儀礼』信楽峻麿先生の『真宗学概論』(何れも、法蔵館)、末木文美士先生の『近世の仏教』を読了。後の2冊は新書版なので一気に読めます。
拝読中又は、これから拝読予定の佛書は。勝呂信静先生の『唯識思想の形成と展開』『法華経の思想と形成』(山喜房)、最近、日蓮正宗から僧籍を剥奪された花野充道先生の『天台本覚思想と日蓮教学』(同じく山喜房から9月刊行予定)、高崎直道先生の『如来蔵思想・仏性論Ⅱ』『道元思想と日本仏教』(何れも春秋社、後者は9月以降刊行予定、これで著作集完結です。)、石飛道子先生の『ブッダと龍樹の論理学』(株式会社サンガ)。それと城福雅伸先生の『現代語訳◎講義 成唯識論』(春秋社)をそろそろ拝読したいと思っています。
投稿: 縄文ボーイ | 2010年7月25日 (日) 11:51
お詫び
長くなって申し訳ありません、
後、訂正と追加、、
>『バーナービー・ラッジ』という作品は、あるミステリの古典的トリックのオリジナルと言われ
「ある」が抜けてました。
末木文美士先生の『近世の仏教』は、(吉川弘文館)です。
投稿: 縄文ボーイ | 2010年7月25日 (日) 12:23
阿波の庄松さん>
ぼくからも、暑中お見舞い申し上げます。どうか頑張ってくださいね。
縄文ポーイさん>
ほんとうに連日の猛暑。お疲れさまです。それにしても、すごい読書家ですね。もういつもごとく平服させられます。こまかなコメントができなくて、ごめんなさい。映画のことは、ちょっとここは知らないですね。
投稿: かりもん | 2010年7月29日 (木) 01:48