金沢経由で蒲郡まで
予定通り、京都シネマで、『密約』~外務省秘密漏洩事件~を観た。テレビ映像だけれもど、当初から映画化が目的で、作られた作品。映画がテレビになったり、テレビの素材が映画化されることはあっても、逆は珍しい。22年ぶりの上映なので、確かに古い雰囲気。でも、その分、当時の空気が伝わる。内容は、まさに今日の問題。鳩山内閣の岡田外相の密約事件の解明にしても、また沖縄基地問題の問題やその反応にしてもしかりだ。考えさせられた。外に出ると雨が降っていた。気分転換にランチをして戻った。
すぐに和讃の作業をしようと思って、3階の小部屋に入る。今日のノルマは、30頁分。いつでも動けるように、和讃の校正を並べたままにしてある。でも、部屋に入って、違いに気付いた。庭に満開に咲いてたあじさいが、マッグコップに一輪差してある。
こんなことでも、ちょっとホッとする。最近は、お茶やコーヒーも完全セルフサービスで、ちょっと淋しいが、たまにはこんな配慮もうれしいものだと、連れ合いに御礼をいったら、まったく通じない。あれ、じゃ誰? 事務所のTさんのお気持ちでした。
でも、連れ合いの彼女の名誉のため。日曜日の父の日のために、子供とお揃いのTシャツをプレゼントしてくれた。
夜は、4月に続き、また止まってしまったカードが復帰したので、慌てて切符の手配。金沢までは特急券、金沢からは米原経由で、新幹線に乗り換え名古屋、そして蒲郡と少し複雑。ついでに来週の広島行きも買ったが、広島からの帰りは東京までの乗車券にして、京都は途中下車に、さらに東京はポイントが溜まってグリーン車に乗れる。ところで、途中で違って購入してしまったので、7月の広島に追加し変更したら、手数料は不要。さらには高山は新幹線、特急と乗り継ぎがあるので窓口でと、あっちこっちて計算にしまくって、割安になるように考えに、考えた。結局、往復で12件の購入。これだけで、一仕事終わった感じで、疲れた。
北陸、東海の皆さん、よろしくお願いします。
1)新潟・北陸支部法座(金沢)
日時:19日(土)昼1時30分~20日(日)昼12時(20日は総会)
http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/06/hokuriku2010-6.htm
2)東海支部法座(蒲郡)
日時:20日(日)朝10時・昼1時30分~5時
http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/06/toukai2010-6.htm
3)日曜礼拝:20日(日)昼1時30分~4時30分
ちみなに、日曜日は、子供の学校の日曜参観だけれど、欠席。午後からは、日曜礼拝がある。
http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2010/details/06/nitirai2010-6.htm
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コメント
悟朗先生の心配していましたが、信先生の方がもっと心配になってきました。
一人で何でもできると思ってはダメですよ。
信先生が過労で倒れたという事にならない内に何とかしないと。さて、私に何か出来るか? あぁ悲しい何もできること無い。何を言っても空々しい言葉しか出ないなぁー、、、
とはいっても、忙しさを楽しんでやっておられる節もある。
先生からは、人の心配してる場合じゃないだろう、あんたの信心はどうなってるんや。と言われるのも分かっているんですが。
気をつけてくださいよ。
投稿: ばば | 2010年6月19日 (土) 11:18
こんにちは。
映画はフラワーズを見てきました。時代を超えた女性のつながりを描いた映画でした。時代は変わっていっています。仏教でも、そういう移り変わりを説きます。30年前の常識が今はまったく通じない。僕は30代ですけど、結婚て何のためにするのかなぁ・・・と思う。そもそも、あの「君のことを一生、愛することを誓います。」という男の宣言を信じていない。だって、人の気持ちは変わるものですから。
僕の同世代では籍を入れず、自由恋愛を楽しんでいる子もいる。一緒におりたかったら、同棲のみでいいと。それから、シングルマザーもいる。女性でも稼いでいる人は男性並みに稼いでいますからね。
結婚しても、バッタリ、街で元カレに会ったら、喫茶店に入って近況を話している人妻さんもいる。これは嫌ですねぇ…。立ち話は仕方ないけど、元カレと喫茶店に入るなよ、と。二人っきりでお茶飲むなよ、と。
お釈迦様は妻も子供も捨てて出家したのですけど、真宗でいう「連れ合いさん」とはどういう意味なんでしょうか?
これだけ、価値観が多様化した社会になってくると、本当に「何が正しいのか、悪いのか、親鸞には全く分からない」というところに行き着くような気がしますね。
投稿: 阿波の庄松 | 2010年6月20日 (日) 17:00
読ませて頂き、Tさんであり、奥様のちょっとした心づかいそんな些細な心づかいって、疲れていても癒されるし、ほっとするところなんだと思いました。そうした方がそばにいるってことって大事なことですよねってそんなことを感じました。
投稿: とのひろ | 2010年6月20日 (日) 22:06
蒲郡の法座のご縁を有難うございました。
座談で「疑情」について質問させて頂きましたが、いろいろ先生のブログを「疑い」やら「疑情」やらのフレーズで検索したら、答えが見つかりました。←この検索機能、非常に面白いです。(面白いって、他人事みたいな思いで情けないですが)
>真宗の信疑廃立の疑いは、世間的な「信じている」>「信じない」という相対的な信ではない。他力回向>の信は、私が確かだと絶対に信じる信でも、「ほん>とうな ? 」と疑問いだくことを疑いというのでも>ない。「私が信じる」ことを根拠している限りは、>無根の信とは言い難いのだ
>実は、有り難くなろうが、しらけようが、「私」が>判断しているすべてが、まったく役に立たない自力>の心だとお聞かせに預かっていくしかないのだ。
「わからないことをわかっている」気になっていました。
「わからないことをわかってない」事に気づきました。
自分が本願を疑っているかどうか、自分の腐った頭では判断できない事に気がつき、ショックでした。わからない事を物足りなく感じていました。
理解できる(気がする)=面白い、有難い
理解できない =面白くない、有難くない
どちらにせよ、後生の一大事の抜けた、法謗の屍・地獄行きの姿だなあ。最近は、地獄に行きたくないとすら思いません。お仏壇を拝んでも形ばかり。
南無阿弥陀仏をはからう心の浅ましさを知らせて頂きました。どこまでわかってるかわかりませんが。
「仏願の生起本末を聴きて、疑心あること無し」
石・瓦・礫の私に届いた南無阿弥陀仏。
南無阿弥陀仏
投稿: 樹氷 | 2010年6月22日 (火) 20:00
「ザ・ウォーカー」と「告白」を立て続けに。
「告白」はかなり重い気分になりました。少年Bのお母さんは、イダイケ夫人そのものですね。まったく溜息が出ます。
昨日もマツダでひどい事件が起きましたが、昨今、「なぜ、命は大切なのか?」の説明がまったく成されていない。
かりもん先生がおっしゃる通りの日本国民、損か得か。徳を取る人がいなくなった。命の大切さにしても、仏法を抜きにして語るので、どんな意見も的外れになってしまうんです。いやはや、今日は重い気持ちになりました…。
投稿: 阿波の庄松 | 2010年6月23日 (水) 23:39
I guess that to receive the home loans from creditors you ought to present a good motivation. But, once I have received a auto loan, because I wanted to buy a car.
投稿: LaurelNelson | 2010年6月23日 (水) 23:41
ばばさんさん、ご心配おかけしますね。でも、まあ大丈夫だと思いますよ。根拠がないのではなく、10年前に比べたら、かなり仕事を手放してるからです。こんな日がやってくるだろうと、専属の(すごく有能な)事務方ができ、皆さんに行事や当番が分散し、日曜学校や仏青も手放し、華光誌もシュアになり(昔は、すべてひとりでやってましたから)、もちろん、未熟点もおおいけれど、あとは運営面と会計体制が見直されると、一層、布教に専念ができるのだと思います。
とのひらさんさん、先日は、どうもです。コメントお久しぶりですね。そうですね。ちょっとした心遣いがうれしいです。そんな人が近くにいるだけでも、勇気づけられます。
樹氷さんさん、短時間でも、お会いできてよかったです。
今度の和讃の下巻に「疑惑讃」があります。「仏智の不思議」を疑うのは、相対的な信疑ではなく、わが身をたよにする心、つまり、自力心でもって、私が力を頼りにして宿善を積むのも、19願の善をなすもの、すべて捨てものなんですよね。またゆっくりと書きます。
阿波の庄松さんさん、コメント遅くなってごめんね。
>「連れ合いさん」とはどういう意味なんでしょうか?
ぼくの姿を映す鏡であり、
仏説のまことを痛感させられ、
お念仏申させていただく、一番のご縁の御方です。
ぼくも「告白」見たければ、確かにインパクトあったよね。犯人と教師の3組ともが、母-子関係しかなんですね。父親が不在の中での、甘え(甘えられない)の構造から起こる悲劇です。
今月一杯は、コメントの返事も遅くなりそうです。
投稿: まとめてbyかりもん | 2010年6月24日 (木) 01:52