ブルーメの丘
GW中は、宿泊法座が中心で、子どもたちを遊びに連れていけなかったが、かろうじて、最終日に、2時間ほど、近所の公園へ。まあ、距離ではなくて、一緒に遊んだり、楽しんだりすることで、二人は満足してくれる。そりゃそうだなー。どんな素敵場所でも、ケンカや厭味な嫌な奴と一緒だったり、悩み事があると、気分は台無しなのは大人も同じ。遠いや近い、豪華や安いに関係なくて、親と思いきっり遊んで、大
笑いしたら、大満足のお年頃である。
といっても、もう少し色もつけないと、3日間、よく頑張ってくれたわけですから。それで、例によって、近い、安い、(親は)楽を、合言葉に、行き先を決めた。それでも、大人が喜ぶところ(美術館や海辺のカフェ)に決まることが多いが、毎回それでは、子どもも不満がある。最近は、子どもたちが喜びそうなところへ。近いは、車で1時間程度。安いは、入場料が何百円で収まるところ(だいたい公共施設か、自然の中)になる。で、見つけたのは滋賀県日野町のブルーメの丘へ。車で1時間強。
ところが、こんな日は、出かける前にトラベルがおこる。小さな子どものいる家庭では、よくあることで、忘れ物がある、探し物が見つからない、はしゃぎすぎた子どもが、ケンカやケガで、親からおこられる…まあ、わが家の今日も、そんな小さなトラブルがつづき、最後は、ナナが大泣きをして、1時間遅れての出発。しかも、発車すると、10分もしないうちに、「気分が悪いー」といい出して、あっちで休み、こっちで車を止めて、1時間の行程が倍近くかかって、さて
そろそろあと5分程度のところで、「ゲーェー」と車中で吐いてしまうのも、また、わが家ではよくある風景でして……。大人同士の行動ではなくて、小さな子どもがいると、こんなトラブルも計算できるようになって、ある程度はイライラせずにおれるように、おかげで人間ができてまいりました。以前は、予定通り行かないと、すぐにイラついて、「なに怒ってるの」と、たしなめられるのが、お約束でした。結局、計画より
、2時間弱の遅れで、なんとか到着。
だいたい雰囲気は悪くなくて、統一された園内施設で、自販機などもなく、緑も豊かで、天気もよくて、気分は良かった。ただ花畑は、端間期で、チューリップが終わり、バラになる直前だったのは、ちょっと残念。そんなことも、ネットで調べてわかっていたことだけどね。結局、行く前から、いろいろな評判や情報がわかるのも、よし悪し。なんか、ネット情報を確認にいくんじゃないんだからなー。
欠点は、何をするにも、妙な小銭が必要なのこと。貧乏性にぴったりかも。まあ、乗馬体験が500円はまだいいが、モルモットを抱くのは200円(大人も同室するので4倍)、芝生の滑るなんて無料かと思えば、ソリ代が(20分)300円(子どもそれぞれが欲しがるし)、しょぼい迷路が300円、園内の車に乗るの400円と、小銭を少しずつとられて、それが4名もいると、それなりにかかる仕組みになってましたなー。まあ、致し方なしだけどね。もうひとつは、ネット情報(滋賀県民として恥ずかしいとまであった)安藤忠雄氏建築の小さな美術館が、ひどい扱いをうけているところ。今回なら、強風で窓が割れたまま、修理もせずに放置されていて閉館に…。
そうはいっても、子どもたちは、大好きなハムスターが抱けたり、動物に触れ合えたり、何よりも、親と一緒にはしゃげたりで、大満足。親も気分転換で気持ちよく、帰路は、みんな熟睡で車酔いすることもなく、1時間で帰宅。
出発が遅れた分、帰宅は遅くなったが、「楽しかったね」と、疲れたからだをシャワーでいやし、機嫌よく晩酌をしながら、子どもたちと思い出の分かち合を楽しみ、あとは子どもを寝かすばかりと思っていた矢先に、長い1日のメーンがやってくるとは、まったく予想もしていなかったのだった…(つづく)
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