いまは元気です
先生の体調について、ご心配をおかけしています。最初に、お断りしですが、これを読んで、逆に心配される方もあるかもしれないが、いまは、変わらず元気であることをお伝えする意味でも、少し書かせもらいます。せっかく写真も撮ったんだしー。
内蔵に病気があるわけではなく、自宅で元気で生活中。ただし、排尿時が不自由なので、今月の出張法座はお休みさせてもらいます。
すでにお参りの方はご承知の方も多いが、永代経法座の2日前から、まる1日、排尿がまったくなくなって、すぐにかかりつけの泌尿器科へ。加齢共に、前立腺肥大が起こるのは、避けられ難い老化現象のひとつ。それが、なぜ急に留まったのか、直接の原因はわからないけれど、とにかく、永代経中は、管を通して人工的に排尿をすることになった。それでも、懇親会にも参加するほどの元気があった。連休明けに、再度通院して、もう少し自立した排尿を目指す方向になって、金曜日の伝道研究会にも顔を出していた。
ところが、その翌日、土曜日の夜になって、急に、「寒い、寒い」といいだして、発熱。一気に40度近くあがって、様子おかしい。もともと低体温で、こんな高熱になることはない。一連との関係があるのだろうが、ひどく咳き込むのでインフルの可能性だってないことはない。素人では判断できないので、多少、大袈裟かとも思ったが、高齢なので用心のために救急車で病院に向かった。子どもと外出した後で、アルコールも入っていて眠たかったのに、こんな事態になると、急に、違うスイッチが入たように、シャッキーンとするのでから、人間もけっこう不思議なものだなー。救急車は、連れ合いの骨折以来、2度目。フラフラして歩けないが、意識はしっかりしていた。
診察の間、深夜の大病院で、数時間ほど待機。その間にも、救急車や赤ちゃんなどの急患があったが、それ以外は静かだ。炎症を起したらしいが、迅速な投薬と点滴の処置で、すぐに回復。「晩御飯がまだなので、お腹すいたわー」と、医師に言って、帰ろうとするので心配はない。「迷惑かけたなー。からだがあったら、食べなあかんし、着なかあかんし、厄介やわー。なかなか、バイバイといって、お浄土には行けんもんやなー」と、笑っていた。
それでも、日曜日は、まだ微熱があったので、聖典講座は休んで、月曜日は、再度、病院へ。朝1番と言われていたが、例によって午前中は熟睡タイムで、なんとか受付外の午後いちばんにしてもらって、出発。それでも、大病院での診察を受けるための仕事は、ただ待つこと。ぼくは、新書版の『鑑真』をもっていたので、待ち時間に読み終えた。2時間以上は待たされたが、診察と説明は10分弱で終了。結局は、手術(勧められない)も、入院もなく、投薬でこのままで様子を見、自立できる方向をめざすことになった。
途中、落とし物や忘れ物もあって、4時間仕事。「患者様」と呼ばれたり、受付も支払いも、機械化されて、便利になっているにも関わらず、こんな居心地の悪い場所はないなー。なにもしないで、待つだけなのに疲れる。やはり、「病」の気が集まってるものね。自宅に戻ると、すぐにシャツをまくり上げて、肘から下を水洗いし、今日のことは「水」に流しておいた。
また高熱がでるようなら、今度は、入院しないといけないそうだが、まだ、炎症を抑える薬は飲んでいるが、今日は、普通に元気で、表情も、穏やかだった。
いろいろとご心配をおかけしたり、また変更等で不自由もおかけするが、どうぞ、ご了解くたさい。講師の変更等は、最新のHPで、直前までご確認を!
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コメント
老いも病も現実もみんな身につまされます。
それにつけても南無阿弥陀仏のなんと尊といことか
と朝一番に思わせられました。
投稿: saisho | 2010年5月12日 (水) 07:24
広島の地で一人心配しています。なるようにしかならないとは言いながら、私が心を煩わしてもどうにもならないとは言いながら、でも、先生どうしておられるかな、と思いばかりが先行します。元気な内は多いに利用するだけ利用する。病気だと知っても駆けつけるでなし。本当に思っているかというと、其の時だけ。
悟朗先生、こんな私のために、私だけのためにいつまでもいつまでも永久になんて、、、、この欲なこと、書きながら笑っちゃいます。
またね、、は無いと聞かせてもらっているのに、まだまだあると思っている私です。本当に元気になってほしい。
投稿: ばば | 2010年5月12日 (水) 07:41
法の真実、私の真実、仏説真と身にかけて私へのご説法・・・勿体ないです。南無阿弥陀仏
先月支部法座でお目にかかったばかり、くれぐれもご自愛くださいますように
投稿: ふ~みん | 2010年5月12日 (水) 22:11
悟朗先生、永代経では「何がために仏法を聞くのか」のご説法ありがとうございました。
お身体大変だと思いますが、どうぞお大事になさってください。
投稿: Anne | 2010年5月12日 (水) 23:10
はい、皆さん、ご心配おかけします。
生老病死苦の現実ほど、仏説まことを感じさせてもらうものはありません。それもこれも、天からわざわざ使われされた、この私に四苦の真実を伝える使いなんですがね。忘れ放しです。
saishoさん>まったくそうですね。いつもブログみせてもらってます。
ばばさん>ありがとう。初めてのコメントですか? 広島法座は来週ですね。楽しみにしています。
お久しぶりのふーみんさん>ご心配かけています。その後、体調いかがだすか。どうぞ、お大事にしてください。
そして、Anneさんもありがとう。そうですね、anneさんの身の上でも、予期せぬ無常の現実がきましたものね。そうそう、今日は「お誕生日おめでとう」ですね。
こうしてみると、東京支部の方が多いなー。
投稿: かりもん | 2010年5月13日 (木) 00:42
4月に、東京支部法座にて悟朗先生より初めて聞かせて頂いたのが、昨日のように思われます。
初めてお会いするのになぜかものすごい懐かしさを感じました。
その後にそんなことがあったとは……
「いつまで生きてるの?」
と悟朗先生に問い質されたようで
頭が上がりません(*_*)
京都にお参りさせていただきたいです。
投稿: 純朗房義信 | 2010年5月13日 (木) 06:34
純朗房義信さん、どうぞ、ぜひお参りくたさいね。
聴く耳をいたいだたら、ご聴聞はいまからが面白いですから。
投稿: かりもん | 2010年5月14日 (金) 01:05