学位記授与式
母校である龍谷大学大学院の学位記授与式(卒業式)に、家族揃って出席した。
春の陽気。気持ちがいい。
ぼくが、この場所で、大学院修士課程を修了したのは、22年前になる。そのときには、まさか子どものためでなく、連れ合いのために出席することがあろうとは、想像だに出来なかったなー。場所も同じ、この深草学舎の顕真館だった。
式の後で、個別に学位授与があるので、子どもたちと、キャンパスで遊んでいた。汗ばむ陽気だ。かなり待ったので、キャンパスを見て回った。中心の建物は同じだが、周りの風景はずいぶん変わっていた。
変わったといえば、博士号の授与があったことだ。これは、ぼくたちの時代の文学部では考えられないことで、コース博士、論文博士などといわれる制度が大きく変わったからである。でも、どんな人が授与されるのかと思っていたら、演壇に昇るのに介助が必要な高齢者か、アジアからの留学生ばかりで、若手の日本人はほとんどいなかった。制度が変わっても、まだまだ精神的な壁は高いのだろなー。
あとは、言っちゃ悪いが、挨拶(祝辞)が平凡でつまらなかったことかなー。建学の精神といえば立派だけと、もうちょっとね、お願いしますわー。
もう一つ、学位記の様式が、まったく変わっていたのも、ビックリしたなー。ぼくのときは、表彰状スタイルで筒に入っていたけれど、いまのは、ブックレット式(?)になっている。
とにかく、連れ合いは、修士(終始?)満面の笑みでした。
難関だった博士課程への入学も決まって、論文を提出する気も、マンマンでありました。
ちなみに、顕真館の外の正面に掲げられるのは、故平山郁夫画伯の「祇園精舎」の陶版画。正面のお名号は、親鸞様の直筆の写し。
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