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トラブル

  正月2日。子どもたちとのんびりしながらも、高僧和讃の3校目を開始した。浄土和讃は、31日の日に終えたので、なんとか1週間で作業して報恩講までには渡したいと頑張っている。

 ところが、お昼を過ぎたころ、「水が出ないけれど、どうなってるの」との声。ほんとうだ、まったく水が出ない。断水状態では、食事の準備も、トイレもままならない。正月2日だけれども、業者連絡しようとするが、緊急の連絡先が分からず、設計士の先生を経由して、連絡をつけてもらった。ポンプを見に行くと、故障のランプが点滅して停まっている。応急で、電話で指示されるままに操作し、リセットボタンを押してみると、簡単に動きだした。

 昨日は修正会があった。名古屋からも泊まりに来ていて、確かに人数は増えているが、大きな宿泊行事ほどのことはない。こんな程度でダメになるのなら、報恩講の時はまったく困ることになる。

 ほどなく、業者が点検にきてくれた。正月そうそうご苦労さまです。要は、2系列で交互運転しているポンプの1系統が、根元の配管のところで機能しなくなっている。それは、年末には分かっていたが、こんなに早くトラブルとは思ってもみなかった。いまは、調査が必要だという。すでに建物が立ち、コンクリートに覆われているので、一気に原因を究明することはできImg_7938 ない。それには、全部を剥がして、地中に埋まっているポンブと地下室の貯水槽を掘り起こす必要があるからだ。それで、5日、6日、7日と3日間かけて、地上にある部分、地下の浅いところにある部分と、圧をかけて順番に調べていくことになった。5日のところでもダメ。それで、6日は、掘り起こして配管を調べたがここでもちがう。でも、掘り返してみると、土が濡れていて水が漏れているのが分かる。明らかにおかしいという。それで、今日は、さImg_7939らに深いところに圧をかけて弁の部分を調査したところ、やはり地下部分の弁に何らかの故障があることが判明した。調査だけでも、年末に2日、年始の3日の合計5日間もかかったが、これは仕方ない。また、明日は断水して、地下部分の工事になる。でも、これで治れば、なんとか報恩講までには善処できる。正直、工事が大がかりになればなるほど、経費もかかるので、浅いところで直ってくれよと、願うばかりだったが…。どうか、今度は、ここで直ってよね。

 それにしても、根本の問題は、目に見えている部分じゃないですね。奥に、奥に、奥にと掘り下げていくと、ドンドン問題が深くなってくる。

 あれれ、ぼくたちの罪業そのものやね、これは…。表面のシステムだけの変化をみているけれど、日頃は見えないところに根があるんです。そこを放置しておいて、最後の最後、請求書を突きつけられた、びっくりするところまで、同じかなー。

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