己が量を思量せよ
久しぶりの更新。
今週は、和讃に集中。今日の午前中で、やっと今回の作業が終了。午後 からは、京都シネマに映画を一本見た。『1000年の山古志』~中越大震災と闘った小さな村の物語~。これはおもわぬ拾い物。新潟中越大震災で壊滅した山古志村の復興の人間ドラマ(ドキュメンタリー)。まったく無力な虚脱感や絶望的状況のなかで、助けあい、励まし合いながら、復興していく人達の姿と、郷里への誇り、そして、その最後にみせるそれそれの涙が、その苦労の過程をすべてをものがたり、なかなか感動的だった。現代の日本人にいちばん大切なものはなにか。震災という苦悩を通じて、この古くて、新しい地域共同体の世界には残っていたのだという実感した。
劇場をあとに、すぐに小学校の授業参観へ。わが子もいろいろあるけれど、悩んだり、苦しんだりしながら、成長しているなー。
夕方に、白馬社の社長と合って、和讃の第4校を渡した。「はじめに」の言葉や、「凡例や注意」の部分も作成し、今回でだいたいの形は整った。ぼくの「おわりに」は、下巻に載せることにして、今回は見送ることになったので、あとは、来週はじめにやってくる完成形、第5校を校正し、表紙などの打ち合わせをすれば、あとは印刷に回ることなる。もうあと1回だけは校正が必要だ。1週間集中すれば出来るのだが、なんとか頑張りたい。
夜には、急な個人面談(カウンセリング)がたっぷりとあった。うーん、ほんとうに生きていくことも辛くて、厳しくし、傷つくこともある。でも、辛くても、それが、わたしを育て下さる糧にもなるんやね。どうか頑張ってー。
今週は、和讃作業が中心だったのて、出版関係で人とよく会ったが、ほかには歯医者と、水道関係の人にもよくあった。
水道は、月、火と、修理とメーカーの調整もあって、調子はよくなった。水曜日には、広島から設計士のM先生が来館されて、一緒に関係個所を点検して、修理の完了が確認した。ほっと一息。今期は、新しい寺院布教3ケ所と、葬式もあって、収入面も好調だったが、結局、稼いだ新規収入分が、まるまるボンプ代に代わった。うまく金が溜まらないように出来ているなーと、妙に感心。金あるとろくなことないものね。まあ、まだまだ頑張れということでしょう。今日も、寺院の「組」の出講依頼が入ってきた。
歯も、名医のおかけで、随分普通どうりに戻ってきた。その上、ブログ読者が心配下さって、わさわざ、スペシャルな歯ブラシまで送ってくださった。ありがとう。これはかなりいいです。この場を借りて、御礼申します。
ほかにも、真宗カウンセリング研究会の「パンフレット」作成作業もあったし、火曜日に、 伝道・事務方の新年会が、京都の先斗町の料理屋で開かれた。M先生が、盛んに「こんな場所とは一生縁がないと思っていた」と喜んでおられたが、先斗町歌舞練場近く、鴨川を背に、なかなか雰囲気がある場所。もちろん、それでいて庶民的な値段なので、皆さん大満足。でもね、こんな時は、あいかわらずの貧乏性が顔だししまう。というのは、お得になるだろうと考えて、飲み放題(2時間15
00円)のプランを付けたのだ。なんとか、定価ベース分でも元を取りたいなーと。だから、ビールを飲み、ワインを飲み、焼酎を飲み、日本酒を飲み、梅酒を飲み、ソフトドリンクと、どんとん飲んだ。それは、みんなもおなじようで、日頃よりかなり飲んでいたようだ。でも、女性もいれば、老人も下戸もいる。それほどの酒豪がいるわけではないので、結局はそんな大したことはないのではないか。さて、損したのか、お得だったのか。「損しないぞ」という欲だけは募らせた。あとは、帰宅して、まだ和讃の仕事をするつもりだったが、子どもを寝かせていたら、そのまま一緒に寝てしまって、仕事にならなかったということかな。まあ、ホテルのバイキングといい、飲み放題といい、すぐに貧乏性の地金がでる。でもね、結局は、「己が量」を知れということでしょうね。
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コメント
かりもん先生、なにげに映画好きですねぇ。近くに京都シネマがあるという環境もいいですね。僕も映画はよく見ます。最近では2012を見ました。
>>自分がみている自分ではなく、仏様のおしゃっる自 分を聞かせてもらう
ですから、座談で、自分では分からないので、仏様から罪状の逮捕状を渡してもらい、見せて欲しいと発言したら、「もう、見せてくれてるやん!」と返されたのです。
十悪に照らし合わせてみると自分がそのすべてに当てはまることは理解できるのですが、俺は被害者だという気持ちが抜けないので、そこを仏様に叩いて欲しいと思って発言したのですが…。
投稿: 阿波の庄松 | 2010年1月23日 (土) 02:09
こんにちは。先斗町のお店って高いとこばっかりと思っていました。いいなー。今度お店の名前教えてください!
投稿: ばんぺいゆ | 2010年1月23日 (土) 09:12
阿波の庄松さん>なにげに(若い人の用語がわからんですが)でなく、かなり好きなんでしょうね。でも、残念がら、2012は見ませんでした。かなりマニアックですが、「アバター」ぐらいまでは見ます。
これまで充分すぎるほど自分をも責め、辛い人生を送ってきているわけですからね。そう簡単に気持ちが切り替わることはないでしょうが、ただわたしの小さな世界を超えた、阿弥陀様の広大無辺の摂取不捨の世界に出会って、ほんとうの幸せの身になってもらいたいと願っています。
ばんぺいゆさん>元気でしたか? コメントありがうと。そうやね、ちょっと高めの居酒屋という感じですね。「うしのほね」本店ですが、M先生は「牛」ばかりかと心配されましたが、和食でした。また機会があれば、姉妹とご一緒してもいいですね。
投稿: かりもん | 2010年1月23日 (土) 23:36