師走の八日は
高山法座も終わり、月曜からの10日間は、和讃校正も、布教も一休みして、華光誌の作業である。年賀交歓もあるので、かなりエンジンがかかっている。早くメドをつけて安心したいと、カレンダーで日時を数え、〆切日から逆算しながらの作業が続く。そうか、今日は12月8日だ。お釈迦様が仏様になられた成道会(じょうどうえ)だ。
手元にある日常聖典や子ども用の聖典にもないのだが、 ぼくが成道会といえば、この歌を思い出す。江崎小秋氏作詞の「成道会の歌」。しんみりというより、歌詞といい、曲といい、かなりウキウキする感じがある。「蓮華の子ども」と聞くと、花祭りの歌を想像しなくもない。でも、人間に生まれた(人身を獲た)ことの喜びは、実は、仏に成る(真宗でいえば、仏に成る約束が定まる)ってこそ、ほんとうの「おめでとう」の意味が生まれるのだから、歓喜踊躍も、当然。
1「♪師走の八日はお釈迦様
仏に成られた
成道会、成道会
蓮華の子どもよ、跳ね、跳ね、踊れ
蓮華の子どもよ、跳ね、跳ね、跳ね、踊れ♪」
このあとも、♪小鳥も歌え 大人も踊れ 天地もひびけと、妙に威勢がいい。
華光日曜礼拝でも、12月13日(日)(11時~15時)に「成道会子 ども会」で、お祝いする。ご法話や分級座談もあるが、昼は、お釈迦さまのインドにちなんで、カレーライスを食べるのが恒例。もちろん日本風です。また毎年、アトラクションも楽しみだが、今年は、子どもたちに念珠づくりをしてもらうことになった。どんなものが出来ますか、お楽しみに。
http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2009/details/12/nitirai2009-12.htm
①の写真は、降魔成道図。
②の写真は、ブッタガヤの成道の釈尊。
③は、前正覚山の洞窟にある、苦行像。釈尊の御影が映っているそうだが…。
お釈迦さま、長々とご苦労をおかけしております。
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コメント
今日、初めて庄松さんの寺に参って来ました。冊子を買い、坊守のお婆さんと話込んできました。今では説法は行われていないみたいでした。私も庄松さん同様、一生独身で終わりそうですが、ふと、庄松さんは遊郭(今でいう風俗)には行ってなかったのかな~?とアホなことを考えました。(笑) 冊子には御文章を100回読んだら信心が頂けると書いてあります。早速、100回読んでみようと思います。
投稿: 阿波の庄松 | 2009年12月11日 (金) 19:39
阿波の庄松さん、ようこそ。ぼくも、聞法旅行で、数十年前に訪れたことがあります。「アニキ、大丈夫か」といわずにならないような説明(法話?)を聞きました。御文章を100回ですか。帖内の八十通を1回、しっかりむのだでは、けっこうたいへんですよね。
投稿: かりもん | 2009年12月12日 (土) 20:57