やっぱりインフル
もうすぐ華光大会だというのに、ちょっと冴えない。
参加者もたいへん多いし、もちろん求道者も多い。そこに、先生のキャンセルがあって、法話も2座やることになった。そのうえ、初めて第三者の方に、信仰座談会の様子を検証してもらい、来る司会者研修に生かすために、外部からの先生(心理臨床士、グループの専門家)までお招きしている。それだけの自信があるからこそ、しっかり検証いただき、そこに留まらないで進化していきたい。
僕自身も、講演会や寺院布教、シンポジウムなどで外の空気に触れる機会が続き、逆にしっかりと足元を見つめる機会を得て、「何をお伝えしていくのか」、「華光でしかできないことはなにか」「ぼくがなすべきことはなにか」が、スーッと明確に立ち上がってくるようになっている。これも、長年にわたり質の高い法話や座談、法座活動を維持し継続してきた先輩方からの蓄積された財産が、自然に、滔々と溢れだし拡がっていくかのような可能性の現れで、同時に、時代背景や環境の変化や手応えを肌で感じるのである。そして、ぼくのなかで、「これでいける」というものが、クッキリ立ち上がってきたといっていい。その意味では、肯定的、積極的な態度で、ご法座に臨めそうである。
そして、迎える華光大会。
どう考えても張り切る要素ばかりなのに、ここにきて雲行きがあやしくなってきた。
案の定、参加者からも、インフルなどでキャンセルが急に増えだした。
そう予想どおりというか、昨夜から長女までが熱を出していたのが、高熱になった。インフルエンザだった。朝から晩まで、「コン、コン」「ゴホン、ゴホン」とやっている。もう寝室はウィルスだらけだ。でも、子どもは、熱がでてまんざらでもなさそう。学校や保育園が休めるからだ。「どうかお熱がでますように、南無、南無、南無」と、ナナが頼んでいたとか、いないとか…。まあ、子どもの時は、ぼくもそんな時もあったなー。でも比較的、みんな元気なので助かっているが、家事や育児も少し手伝うので、仕事が進行しない。しかも、まだ水曜日にきた『高僧和讃』の再校作業に没頭中。まだ曇鸞讃にはいったところ。来週中に渡す段取りだが、これはかなり難しい。法話は、和讃の合間にボンヤリとしか考えていない。悟朗先生ではないが、この世のことはまあなんとかなるだろう。書類の作成もまだだが、連絡すること、たのむことは、だいたいすんでいる。その意味では、あとは、身心ともに元気で、体調整え、皆様をお待ちすればいいのだけれども、なんとかね。大会終了までは、体調を維持しないと。それが、いまのいちばんの仕事かもしれない。
ともかく、皆さんに不便をかけるが、華光大会では一階の部屋は使用しない方針だ。しかし、それでも大勢の人が集われる。ここは、皆さんも、張り切って楽しむ気分で参加してくださいなー。え、そんなの無理ですか? でもね、「イヤイヤ」参加して、「カッカッ」と腹を立て、愚痴や文句ばかりでは、免疫力さがる一方だものね。ただでも、身命をかえりみずご参加いただくことなんですからね。ちょっと難しい相談かもしれませんが…。
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コメント
おはようございます インフルエンザ遂にかりもん師ご家族に上陸しましたか。 いよいよ明日からは華光大会ですね。 後生の一大事・平生往生の教えを、単に教えでなく“この稜”ひとりをお目当てにお導きいただく“仏法”の座であります。明日という日は来ます。しかし、“この稜”に明日という日が、あるのかは誰もわからない。まさに“自然(じねん)”にまかせるしかない。インフルエンザの華光上陸は、ひとり一人が“仏法”にあい求めていくには、無常のわたしを知り、深めていくのには良いご縁かと、かりもん師いわく前向きに受け止めています。明日あるご縁を欲します。よろしくお願いいたします。南無阿弥陀仏
投稿: 稜 | 2009年11月20日 (金) 06:27