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三度目の運動会

  わが家には、毎年、3度運動会がある。
 そのうち、今年は、2度の欠席。
 ナナホが涙の超特訓の鼓笛隊の披露した、保育園の運動会は、九州法座。
 10月初めの元学区(京都独自の小学校運営を一部を担う地域単位で、その下に各町内会がある)の町内会対抗の運動会も、東京講演会で欠席となった。でも、このときは、ぼくが休んだのがさいわいしたのか、戦後57年間の歴史で、初めて我が町内会が゛(誰も予想していない)よもやの優勝という快挙のおまけつき。ゆうこも対抗リレーで大活躍。

Img_7432  今日は、カンロの小学校の運動会。最初は、泉佐野の寺院布教の予定があったのが、日曜日、月曜日と変更になって、今年、3度目で、やっと出席できた。

 最初は、好天で暑いぐらいだったのに、途中で雨がふり、また持ち直しすという目まぐるしい天候。ぼくも、途中で家に帰って作業したり、昼はカフェでくつろいだり、少し一緒に参加したりという感じで過ごした。

 ぼくが子どもころと比べると、雰囲気が様変わりしている。人数も、ぼくたちの頃の1/4程度になり、各学年単級で、全体でも180名にも満たない。でも、校舎や校庭はそのままの広さなので、ずいぶん寂しい感じがした。それに、子どもたちに規律がない子が多いのが気になった。応援中も自由に動き回ったり、演舞の前の整列でも、みんなガサガサと落ち着きがなく、先生の号令にあまり従わずに好きにしている。何度か「ルールを守ってください」というアナウンスまであるありさまだったが、保護者と一緒に行なった玉入れでも、終了の合図がなっても誰も止めず、また玉を数えている声に合わせて、先生に玉をぶつける高学年の子も、いくら注意されてもやめない。その雰囲気に、せっかく参加していても、あまりいい気がせず、ぼくもとうとう叱りにいく寸前で、どうにか終わった。当然、全体の進行もモタモタ感がつよくて、周りの保護者からも不満の声が漏れていた。

 これなら保育園の演技の方が、ずっと統率がとれて気持ちいい。確かに、周りを見ても、いろいろな国籍の人がおり文化的な背景も違う。またそれぞれの家庭事情があるし、子どもたちもいろいろな障がいや問題を抱えているので、簡単ではない。当然、昔のように学校・教師側が強く言えないことも十分にわかるし、過度には期待することはできない。それでも、せめて最低限のマナーというか、ルールの線はどこにあるのかが、不明な点が気になった。ぼく個人としては、あまりに威圧的な強権には強く反発を覚えるのだが、あまりに兄弟のような友達先生や事勿れの姿勢も、ちょっと行き過ぎると心配に思えて来る。

 わが子の成長や活躍に触れる点では楽しい行事だったが、時代の流れなのか、なんとなく寂しい気にもなった一日。

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