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日・祝は「壮年の集い」

  19日(日)・20日(祝)と、まもなく、「壮年の集い」がやってくる。

  子供会や仏青ではなく、壮年が対象。

  でも、なかなかこの「壮年」の定義が難しいのだ。

  いや、年齢でハッキリうたっているわけだが、これがチョー微妙なのだ。

  実年齢て分けるなんて、厄介な問題でしょう。この会が発足した初期のころ、案内状を送るのにかなり気をつかった。当初は、上限が60歳までだったので、この前後の、特に女性の方には、切実な問題なのである。すべての方の年齢まて把握しているわけではない。まだ40代や50代前半の方なら、まあわかる。でもね、59歳の方と、61歳の方って、見た目でのハッキリした線ありますか。「還暦すぎました」という札をぶら下げてもらわないかぎりわからないですよ。それに個人差もあるから、この個人差がかなり厄介。といって、その年代の女性に、「何歳ですか」と聞くのも、これまた失礼な話。まあ、いくら個人差があるいっても、新聞のオリコミチラシのように、「実は!わたしこれで65歳なんです!!」なっていう美肌効果をうたっている、「これ、合成ちゃうーん」と、修正を疑うような写真だってあるものね。まあ、普通は微妙ですよ。だから、ある支部内で、57歳の方に案内が届かないで、59歳の方に案内が届いたことがあって、「Bさんに届いたのに、わたしに壮年の案内がきませんが」なんて、嫌味なお叱りをうけたことがある。笑っておられたが、いま考えると腹の中は複雑だったでしょうね。ご本人同士は年齢分かってますらかね、Bより年寄りに見えるのかって!  「いやお若くて、まだ仏青かと思いましたよ」、なんて白々しいウソは、さすがにつけない。妄語やおべっかは、地獄行きの業ですから…。困ったね。

  逆に、チラシを直接手渡してお誘いしたら、「私、もう62歳なので、参加できません」と、寂しそうにいわれると、これまたつらいものがあった。

  一般的な壮年の定義を調べると、「成人としてもっとも体力、気力が充実しているとされる年齢で、伝統的に青年期を終えた、25歳から44歳までを指す」としている。でも、いまの感覚では、25歳はまだ青年期なので、青年期を30代前半までとった場合、35歳から49歳ころまでを「壮年」とするのだそうだ。
  ちなみに、厚労省の白書などの定義では、「幼年期0~4歳、少年期5~14歳、青年期15~24歳、壮年期25~44歳、中年期45~64歳、高年期65歳~」という区分されている。もっもと、高年期=高齢者で、いまやそこにご丁寧に「後期」まで加わっているけどね。

  ということは、華光の集いは、35歳~65歳が対象なので、正確には、「華光壮年・中年の集い」ということになる。おお、ぼくも、もう壮年期ではなく、中年期の仲間入れか。まあ、完全に中年なんですが、やはり現実を突きつけられると、なんか悲しいなー。

 ちなみに華光会の区分では、

「仏の子供大会」= 小学校3年生~中学3年生

「華光仏教青年会」=高校生以上(15歳)~40歳まで

「壮年の集い」=発足当時は、30歳~60歳から、いまは、35歳~65歳くらい。

 そうこの「くらい」が曲者で、毎年、かなりの拡大解釈がおこなわれて、最大20歳もサバを読んだ参加者もいたのであった。

  もともと、昔の青年組が子育てで離れ、久しぶりに参加してみて、同世代の働き盛りの世代が少なくてビックリされたのと、まもなく仏青卒業組を迎えて準備をしておこうという方々の思惑が一致して発足。最初は、今日の半分ぐらいの参加だった。でも、いまやこの世代の、しかも男性が、華光の主流ですよね。

  でも、「その上の私達はどうすれどいいの」と、その上の世代の方がすねられちゃった。年寄りはどこで聞けばいいのかって。「いえいえ、 心配ご無用。『唯除』されているのですよ。ほんとのお目当てということですよ」、なんてなだめたこともありましたね。

   まあ、いまや、「壮年の集い」の準備会合や第0回目の集いの経緯を知っている人も少数派ですが、微妙な年齢がからむだけに、いまでに罪作りの集いではありますが…。

  それならと、こんな提案したことも…。「壮年」がダメなら、「華光悪人の集い」としたらどうかなーとね。資格は、極重悪人でも、やや悪人でもかまいませんが、悪人限定。でも、みんな、自分を善人や賢者とうぬぼれているので、参加者が集まらないでしょうか。

  http://homepage3.nifty.com/keko-kai/ivent/2009/details/07/sounen2009-7.htm

  宿泊・食事は、締め切っているが、まだ参加のみなら、可能なので、迷ってられるかたは、早急にお電話ください。分級座談会(4グループで、固定し、あらかじめ分る)がある。グループ分けをしたいので、なるべく早めに連絡を。

  ご参加の皆さん、楽しみにお待ちしています。

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コメント

壮年の集いでは2日間有難うございました。
私もカテゴリーでは「中年」に入り、いまの感覚で「壮年」にやっと引っ掛かる歳です。
進行を務められたYさんに20数年振りにお会いして、驚きました。
昔「あの会」でお世話になった事がありましたので。
懇親会に初めて参加させて頂き、楽しかったです。
かりもん先生とお酒を飲めて、良かったと思っております。
私も「あの会」では酒の弱い方ではありませんが、顔色を変えられないかりもん先生には負けてしまいます。
分級でご一緒させて頂いたMさんの迫力には、圧倒されました。
またご縁を頂く事があると思います。
こんな私ですが、宜しくお願いします。

投稿: 淀川コナン | 2009年7月20日 (月) 20:10

 ようこそ。
 このコメントを読んで、なんとなく今夜のエントリーになりました。
 周りのお世話役の方が、かなり酒豪揃い(皆さんご存じですが)、その中にいると、好きでも強いと思ったことはないです。でも、愚痴ったり、絡んだり、もちろん暴れたりすることはなくて、むしろオープンになって、いいお酒だと自認しています。
 それというのも、華光の法友と讃嘆しながら飲むからこそ楽しいので、世間の酒席は、あまり好きではないです。まあ、宿泊法座の楽しみのひとつです。

投稿: かりもん | 2009年7月20日 (月) 23:48

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