私にも聞こえる!
雨の日以外は、京都市内は自転車で出かけている。午前中、自力整体の教室をすませて、二条の映画館まで。アスファルトの路面は一層暑い。ただ、冬よりはいい。あまり時間がないので、コンビニでおにぎりを買って、公園でお昼。こんな人工的な藤棚でも、緑があるとかなり涼しい。風が吹くと、気分もかわる。まさにお蔭の語源である。
真夏日の強い日差しのなか、汗をかきながら自転車で帰宅したら、短いFAXが届いていた。
「先生
詩上法話『全徳施名の心』、
今、読ませていただています。
阿弥陀様の声、呼び声が、
私にも、聞こえます。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
名無しで、差出人の標示もない。誰からかな?と思ったが、いま、まさに称えておられるお念仏の声が聞こえてくる。
よくみると送り主がわかっきた。日高支部の方だ。「誌上法話」のことを、必ず「詩上法話」と、書いてこられる方があるからだ。
耳を閉ざし、口も閉ざし、そして心まで閉ざしている私目がけて、
毛穴からでも飛び込んでくださる南無阿弥陀仏さま。
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