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おみくじ

 高山の翌朝は、日曜礼拝。華光会館も、京都支部法座と行事がつづく。

 いつも昼の開催だが日程が取れずに、午前中だけになった。午後からの仏青の準備があり、一部の仏参のみに参加。
 無理なお願いをする現世利益の神仏信仰ではなく、阿弥陀様の願いを聞く、真宗の正しいみのりについてのご法話だった。わざわざ、おみくじまで引いきて、いかに欲望を肥大させる現世利益信仰が無意味かを具体的に示してもらった。

 ただ、出来れば、「因果の道理」という点にも触れて、そちらかちも現世利益の神仏信仰の無意味さを教えてほしかった。真実信心云々をいう前に、間違った迷信や邪信、欲望を肥大する現世利益の信仰の誤りを、まずは、浄土真宗の宗風や知識だけでもいいので、知ってもらいたい。真宗は阿弥陀様一仏。神様信仰などの二心はない。おみくじや御札、占い呪いとも、明確な一線がある。そのところは、ハッキリ伝えたほうがいい。もしも感情云々を問題にするのなら、おみくじを引いて「凶」が出たら、誰だって心のどこかに気持ちは悪いものだ。厄年だって、なんとなく気になる。そんな程度の人でも、みんながお参りするから右にならえとなる。初詣もしかりである。なんとなく訳のわからない気持ち悪さが、原動力なっている。そして、ほとんどが訳がわからないままにお参りしているのならば、そんなことはまったく意味がないことを、子供の時から正しく聞いてほしいのだ。仏教からみれば、神様だって迷っていく存在なのである。そして、いまは廃れている正しい三世因果の鉄則に立ち返って、自因自果の厳然たる世界を聞かせてもらう。そのためには、不要なものは不要、南無阿弥陀仏ただひとつとい点を、ハッキリお伝えしていきたい。

 午後は、仏の子供大会の法話検討会を兼ねた、仏青例会。残念ながら、参加者はすくなった。ふたりの先生がご法話された。ところが、その合間に、熊本の古参同人の訃報と、お預かりしていた保育園児の帰路での緊急事故(これは動搖した)という、ふたつのゴタゴタが入ってきて、かなり中座することになってしまった。しかも、不思議なことに、法話は、亡くなった同人の話題がメーンとなる話だった。まったくの偶然だが、その内容も尊く、真実信心のありようの醍醐味を語ってくださったように思えたので、項を改めて話題にしたい。

 その仏青の終了後も、夕食を挟み子供大会の打ち合わせ会と続いたので、いろいろな意味ですごく疲れた1日だった。

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日曜日は日曜礼拝でした。 月例なんですが、今月は会場が他の行事の都合で上手く日程が取れなかったようで、午前中だけ。 ご法話テーマは「ほとけさま」かな? おみくじを題材に、神様と仏様の違いを楽しく話してくださいました。 おみくじの内容に一喜一憂したり、神社で願をかけたり…普通(なにをして普通と言うかはよく判りませんが)の家に生まれ育った私には、ずっと「ごくあたりまえ」のことでしたね。 ひとつの欲の心が満たされたら、さらに「より良く」という欲を追いかけていきます。 もし1000円手に入れて「満足」と... [続きを読む]

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