想定外
『仏の子供大会』の案内状の作成をする。
午前中に版下を仕上げ、印刷所にもっていく予定で作業。午後は、聞法旅行の案内もつくる予定でいた。
作成はすごぶる順調で、すぐに印刷となる。ところが、パソコンのネットワークがうまく作動しない。あれこれ確かめてみたが、どうも原因がわからない。無線LANも、プリンター自体も作動し、それぞれのPCは機能している。問題はPC同士のネットワークの部分。こんなときは、すこぶる単純に配線や接続の問題だと思ったので、裏に回って、いろいろ試したが、一応はどれも正常につながっている。結局、お手上げで、午後からmanu.にご足労願って調べてもらった。で、やはり原因は配線のところ。ちゃっとつながっているのはいたが、何らかのトラブルがあったようで(でも原因は不明)、うまく認識されていなかったようだ。再度つなぎ直し、再起動したら、すぐにOK。さすがに餅は餅屋。
でも、今度は、プリンターの紙の配給部分がトラブル続出。これは消耗部分なので、仕方ない。なんとかだましだまし、やり直しやり直しで、やっとこさ完成。カットを加えて、印刷所にもって行くだけと思ったら、フラフラと急な来館のM師登場。
10月24、25日に、兵庫県の本派のお寺での出講依頼をうけているシンポジウムの説明と、刷り物の原稿依頼。シンポは、亀井鑛先生を司会に、(最初の計画では、張偉(チャン・ウェイ)師の名前もあがっていたが)、結局、北九州の外松太恵子先生と、ネパールのソナム・フンディ・プティア師とご一緒することになった。この方の独特の人選なんだが、まあぼくだけ唯一、裏街道の人ですがね。いいんかね。でも、こんな形のシンポにお招きいただくのは初めてなので、楽しみは楽しみ。初対面の方ばかりで、緊張もするだろうが、法座じゃないので、こんな気楽なことはない。
で、いろいろと意見交換などしていたら、約束していた白馬社の社長さんが来館。
予定より若干遅くなったが、どうにか形になってきた、「三帖和讃・講讃」。タイトルも決まった。
でも、これが想像以上に作業が難航した模様。悟朗先生の緻密な力作で、ブリントをそのまま書籍にするには、難しい点が多々ある。ページに收めるために、文字も13級(9ポだがすっきり小さめ)と、かなり小さい。550頁を超すものになる。
とりあえず、浄土和讃のところだけを受け取った。小見出しが、その部分、部分で細かく分かれて、階層化が構成できなくるという問題点がおこっている。つまり、番号が、ドントン細かくなって、浄土和讃-「(1)-(一)-Ⅱ-(イ)の(a)88番 四、弥陀成仏の…」といった具合で、このままだと、その番号がもともとどこに対応しているのかが、さっぱりわからなくなるのだ。ブロックごとでは統一されているので、プリント毎で見る分にはよかったが、一冊の本になると、統一がとれない。それに、浄土和讃では、「左訓」まで細かく対応しているが、高僧和讃以下はなくなるなどの問題や、高僧和讃以下のほうが、小見出しがますます細部していくなどの問題もある。
最初から、一冊の本を想定していたわけではないし、番号等は統一されていても、その都度、その都度の約束もあって、これを統一をはかるのは、なかなか厄介な作業だ。
親鸞さまの三帖和讃も緻密な構成をもっているが、それを説いてくださった悟朗先生も、緻密な性格の持ち主。きっちりした手書きで、こまかくルビや左訓まで丁寧に書かれているので、活字化するだけでもたいへん。でも、それだけ、読みごたえのある、しっかりしたものになっている。
浄土和讃を受け取り、どう統一せさるのかの問題と、校正作業にはいる。とりあえず、分科(構成)のところですべて統一して、そこで番号や見出しを振り分けて、本文は、統一通番だけで進めることを提案した。あとは、1ケ月をメドに、その線での手直しをしないといけない。校正も、かなり集中しないといけないが、これを機会にしっかり三帖和讃を勉強させてもらえそうだ。
7月末に高僧和讃、8月末に正像末和讃と続くのだから、うまくいけば、11月の華光大会にお披露目も可能かもしれない。とにかく頑張ろうー。
今日は、想定外のバタバタで、聞法旅行の案内状まではできなかった。
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