またまた誕生日祝い
午後から夫婦で、誕生日ランチ。
わが家には、結婚記念日を祝う習慣はない。「もしかして、もう過ぎたんじゃないの」と、ほくが話題にする年はましな方。すると彼女は、「そうかいねェ?11月だった、10月だっかなー」などと、月日もあやふやな様子だ。年が明けてすぐに、阪神大震災があったので、だいだいの年数は記憶している。でも、二人とも固執していないので、一度も夫婦で問題になったことはない。もし、これがどちらか一方が覚えていて(だいたい奥さんだろうが)、片方が無頓着なら、格好の夫婦ゲンカの材料になるのだろう。
そのかわり、互いの誕生日は、二人でランチにでかけることにしている。 いつも顔を合わせているわりに調整が難しくて、2月と4月合同ということもあるのだが、今年は、早めに実現した。久しぶりにフレンチを希望して、Cache-Cache(カシュ・カシュ)という店で待ち合わせ。四条木屋町をほんの少し上ったところにある小さな店だ。ぼくは、キッシュと、定番の牛ほほ肉の赤ワイン煮を選んだ。値段も安めの割に、質も悪くなくて、これなら満足。夫婦とも食が細いので、今日は、昼一食でも過ごせそうな気分だ。平日のお昼から少しワインも呑むと、かなり贅沢な気分になる。ゆうこは
、インド土産の緑色のネックレスをつけている。ぼくは、観てきたばかりの『ベンジャミンバトン』や、昨夜のレイトで観た『40歳問題』という音楽映画を肴にあれこれ話した。
このところ、別行動が続くので、たわいもないことだけれども、こんなことの積み重ねこそが実は夫婦に大事だと思う、今日この頃だ。
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