1月1日に現世利益和讃
1月1日。新年は、修正会法座で始まる。昨年と重複することは、ここをご覧いただくことにしょう。
http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_4788.html
ずいぶん、顔ぶれが新鮮だった。初華光会館組も数名あった。お正月なので、逆に、遠方からの参加もあるのだが、今回は、地元の京都・滋賀や大阪だけでなく、福井、石川に、東京や神奈川からの参加も多かったが、なんと沖縄の那覇からも、同人が参詣された。逆に、常連の東海や高山の方がなかった。何十年もの古い地元の同人と、ここ1~2の間でご縁のできた方とが混じり合った法座で、勤行のあと、悟朗先生の我が身をかけた、凡夫の姿を実相をお伝えくださったご法話のあと、一言ずつ座談会というか、今年の味わいや抱負を語り 合った。
ところで、勤行は、お正信偈をお勤めし、そのあと、現世利益和讃を華光節でおあげしている。「南無阿弥陀仏をとなふれば…」という15首の和讃。日頃はあまりいただかないが、お正月だけは、皆さんと唱和させていただく。天地にみちる神々や諸仏方が、「夜、昼、常に護るなり」と、神々の名前が変わるだけで、同じような内容のものが続く。普通にながめていてもそうは感じないが、これを皆さんとご一緒に、新年から声高らかに唱和させていただく、身の幸せを感じさせていただく。まさに、南無阿弥陀仏のお徳、真実信心のお徳をしみじみと味あわせていただくのである。
「南無阿弥陀仏をとなふれば
十方無量の諸仏は
百重千重囲繞して
よろこびまもりたまふなり」
ぼくもたまに法話で取り上げるが、皆さんに声に出して、その味わいを聞かせてもらっている。ただ、口にだすだけであるが、そこに深い深い如来さまの慈愛のこころが滲み出て来る。喜べん、喜べんと愚痴り、歎く人は、その歎くエネルギーがあるのなら、この和讃を何度も何度も何度も、口に出し、声に出し、お味わしてみればいいのである。
「南無阿弥陀仏をとなふれば
十方無量の諸仏は
百重千重囲繞して
よろこびまもりたまふなり」
南無阿弥陀仏々々
「南無阿弥陀仏をとなふれば
十方無量の諸仏は
百重千重囲繞して
よろこびまもりたまふなり」
南無阿弥陀仏々々
「南無阿弥陀仏をとなふれば
十方無量の諸仏は
百重千重囲繞して
よろこびまもりたまふなり」
南無阿弥陀仏々々
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