パスボート
来年2月のインド仏跡旅行。計画段階での、皆さんの反響はすごくて、瞬く間に定員になる勢い。「定員オーバーしたらどうしょう」とか、「数年以内に、第2弾を速攻、計画せんといかんな」などと話していたが、どうやら捕らぬタヌキのなんとやら。いざ、申込みが始まると、なかなか人が集まらず、ヤキモキ。説明会の直前に、やっと最低施行人数の15名になって、ホッとするありさま。
ところが、華光大会でのこの説明会がよかったのか、ここに来て申込者が急増して、最終〆切の今月末を待たず、定員25名に達した。参加したくても、涙を呑んだ方も多いのだが、逆に、計画段階では、お互いにまったく知らなかった方も含まれているのだから、縁とは不思議なものである。
ほんとうは定員は、何名でもOKなのだが、長距離移動のバスが疲れるので、ゆったり座席を確保したいことと、バス2台になると一体感が薄れることを心配して、この人数にした。単なる観光旅行ではない。それに、仏跡だけが尊いのではなく、バスの中やホテルでの会話や出会いも含めて、一緒に巡拜に出かけることに大きな意義があると思っているので、大人数にはしたくないのだ。前回の第2回の時は11名で、添乗員もなく、いろいろなトラブル続きだったが、そのことが余計に印象深い旅になった。
ぼくも旅行の手続きに入る。まず、パスポートの有効期限が切れているので、手続きに行く。以前、取得してから、10年経っていた。京都の窓口が、四条烏丸から、京都駅の伊勢丹デパートの駅ビルに移っていた。すべて書類が揃っていたので、あっさりOK。ただ、写真の裏に描いた氏名が、ちょうど目の位置で、ちょっと強すぎたようで、そこを確認された。ずいぶん、確認事項で細かな点がうるさくなっていた。それと、いろいろ賛否両論ある住基ネットを初めて利用した。そこでびっくりすることが分かった。ぼくの名前「信」は、SHINと読んできたが、そこでは、makotoと読まれて登録されているのだという。これまで、3度パスポートを取得したが、いつもSHINだった。そうか、46年間、ずっーとSHINと名乗ってきたが、住基ネットでは、makotoになっていようとはなー。ちょっとびっくり。いまの出生届には、「よみかた」の項目もあるのに、昔はなかったのか。それとも、事務手続き上で発生したことのだろうか。ちょっと謎。
あとは、以前のパスポートの写真が別人のようだっということ。子供たちも、「わあ、すごい」(なにがすごいんだか、よくわからんのだが)。連れ合いには、「『整形したのですか』と疑われないか。それにしても、なんでこんな髪型してたの?どんな意味あったん?」と言われる始末。でも、そんな人と結婚された彼女も、どういう気持ちだったのかね。まあ、10年経って若返ったのだから、よしではあるが。
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コメント
僕も「セイシ」になっていました。「セイジ」なのに。読み仮名は、結構違っているみたいで、パスポートの発券場で「違っている事が多いので、あとで区役所に電話入れておいてね」と言われた。おいおい、そんなテキトーでいいのか?
社保庁もそうだけど、日本って、テキトーでダメなところがテキトーで、どーでもいいところが
キッチリしてたりしますよね
投稿: ねこ丸 | 2008年11月15日 (土) 01:20
ねこ丸さん>
そうなんだー。 まあ読み仮名なんて、いい加減なんでしょうね。両親に言わせると、届け出のひらがなと「SHIN」だとのことでしたが…。ここの窓口は、「こちらではこうなっていることだけ、念のためお伝えしておきます」とのことでした。どの窓口も、昔と違って、とてもとても丁寧な言葉遣いなんだけれど、限りなく冷たい感じはいがめなかったなー。
投稿: かりもん | 2008年11月15日 (土) 22:44
そうなんですよね。>冷たい
愛知県の旅券センターは窓口はみんな派遣のお姉さん(おばちゃん)で、マニュアル通りに
喋ってる感じ、ファミレス風味でした。
慇懃無礼というか、まあそれとはちょっと違うけど、なんか機械相手に処理してる感じというかね・・・
投稿: ねこ丸 | 2008年11月16日 (日) 02:39