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仏青大会~未消化の気分~

  仏青大会終わりました。3日間の法座、かなり疲れました。

 その外側の原因のひとつは、夜の懇親会だなー。日頃、夕食時に軽い晩酌しかしないのに、2日間とも、ついついそれなりに飲んでだり、食べたりしてしまう。日頃は、間食もしないのに、座談会の時も、すぐに飴やお菓子に手を伸ばすというあさましさ。いつも、いつものことなのに、なかなか学習効果がないなー 0時30分で、すんなり寝ることもなしいしね。いつも、始まる前は、「今夜は早く寢よう」とか、「懇親会は欠席しよう」なん思っているのにね。話すだすと楽しい。だから、分かっちゃいるのにやめらない、凡夫そのもの姿になるわけ。でも、これは体力の問題。

 そして、もうひとつは、分級座談会のグループが、後味悪く終わったことかなー。ちょっと凹むぐらい。こんなことは最近では、かなり珍しい。このところの法座や真宗カウンセリングのグループでは、暖かさを味わったり、触れ合いや響きあうことが多い。たとえ、動きが少なくても、また逆に厳しいぶつかりあいや紆余曲折あっても、3日間、じっくりかかわると、それなりの出会いや気付きがあるもの。

 それが、少人数で、3日間固定、気心が知れ、長年互いに信頼し合える人達が大方のメンバーで、ぼくも安心して、静かに構えていたのにね。初日は、それなりにのスタート。ちょっとぶつかりかかったり、初めての人への関わりもあったけれど、まだ遠かったり、硬かったり、遠慮を抱えた感じでは、ごくごく普通のこと。これから、これから。ところが、結局、2日目、3日目と、その雰囲気のまま、最後まであまり出会うこともなく、ぶつかりそうな場面での自己表明も少なく、しんどい人と全員でじっくり関わることもなく、誰かと時間をかけて聞きあうこともなく、なんとなく3日間が終わった。いや、この顔ぶれで、メンバー間の交流や反応が薄いセッシッンも、なかなか珍しい。3日目のラスト15分前に、「ほかのグループに移ってもいいですか」なんて発言がでる始末だもの。よほど退屈だったんだろうなー。最後まで、響きあったり全員でひとつの法味を共有しあうことが出来なかったのは、残念。

 もちろん、自分の態度のところでは反省点がある。受け入れ難い点があったし、この雰囲気の原因もある程度は説明がつく。もっとも、いろいろな要素が重なったことなので、ここで書いても仕方がない。せいぜい、この嫌な感じ、後味の悪さを味わいつつ、思いどおりに進まなかったことも、逆にいえば、操作的に頑張れば、もう少し有意義に進んだろうし、熱情込めて話せばもっと動いたかもしれないけれど、まかせることを選択した結果が、自分の思い描いたものではなかったと味わえなくもない。そのことを味わえたという意味では、これもまた替えがたい貴重な経験といえるわけだし、それだけ、反省や学ぶ材料も多かったわけです。その意味では、いつも以上に、「尊い経験を共有してくださって、ありがとう」と、御礼申さねばいけませんね。

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コメント

でも、BADが珍しいってのは、良いことですね~ 全部が全部うまくいったら逆に気持ち悪くないですか?( ̄ー ̄)ニヤリ

投稿: ねこ丸 | 2008年10月16日 (木) 00:54

最近、このホームページみさせていただくようになりました。生のお声をきかせていただいて楽しみにしております。
良くも悪くもまかせることを選択され、結果が悪くともいい経験と味あわれ、最後に ありがとう で終わられる姿はやはりまわりのみなさんもきっと何か感じられるものを持ってかえられたと思います。よかった話も悪かった話もこれからも両方読ませてください。落ち切ったところにこそ光が見える教えのように思います。

投稿: 和顔愛語 | 2008年10月16日 (木) 23:33

 ネコ丸さん、和願愛語さん、ようこそ。
 だいだい、大きな法座のあとは、反動で落ち込むことも多いし、いろいろと揺さぶられて、気付くことや考えることがあるのだけれど、ちょっと今回のは別のもの。ぼく自身の態度のところでの未熟さもあったので、同じような実践経験がある方と分かち合えると、よく分かっていただけるところでしょうね。ほんとうは、具体的な内容に触れられるととても面白いのだけれど、相手のあることなので、今回のことはここまでですね。

投稿: かりもん | 2008年10月17日 (金) 01:32

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