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佐味田の教行寺

Img_3828  今日は、法座の内容ではなく、真宗大谷派の安静山「教行寺」(佐味田の教行寺)のご紹介。2年前の聞法旅行で参詣された方もおられようが、ちょっと雰囲気を味わいください。実は 奈良県のこの界隈には、「教行寺」という由緒ある真宗大派のお寺が多数あります。
 ここも蓮如上人ゆかりの古刹です。蓮如上人開基のお寺が移築したもので、石山本願寺が織田信長との戦いに敗れた天正8年(1580年)に、摂津富田(高槻市)の教行寺(なお名塩の安静山「教行寺」はここから分かれたもの)が、佐味田の場所に移り、佐味田教行寺となり、そして、さらに移転して、田原本(「田原本の教行寺」は大和第一設の教行寺と呼ばれる)、さらに、箸尾御坊と呼ばれる「箸尾の教行寺」になったといわれており、当時は、藩主と争うほどの力をもっていたそうで、来たり、去ったり繰り返していたそうだ。
 ほかにも、奈良には、(真宗大谷派)信證山「教行寺」や(真宗大谷派)安静山「山上教行寺」などの「教行寺」があるようですが、その関係までは知りません。ただ、山号まで同じところがあるのをみても、歴史的なつながりを感じさせますが…。。

Img_3805  さて、ある意味、奈良県内では本家の佐味田の教行寺は、いまや大寺Img_3822_2 ではありません。でも、なかなかの品のある風貌のお寺です。先生やご家族の方が、お庭の手入れをされているそうですが、なかなかよく行き届いています。本堂は、重層の入母屋作り、火災にあって天保年間に再建されImg_3812 たものだそうですが、なかなか立派なものです。「鼓楼」はImg_3833ちょっと逆光でトンでしまってますね。掲示伝道は、「真実の教えにであえぬ人は、不満と不安の一生で終わる」。確かにね。念仏の教えにあって、不平不満だけで終わったら、これまたあまりにもお粗末ですが…。

 ご法話のあと、ご本尊の阿弥陀如さまも、撮らせててもらいました。光り輝いてます。

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コメント

さすがに由緒正しいお寺は違いますねぇ~
「元徳寺」と比べてはあまりにも失礼ですが・・・。

毎日ブログ読ませてもらってるのになかなかコメント
するまでいかず、スミマセン

今日は「元気にしてます」の意味を込めて書いて
みました。
日曜日の東海座談会で「華光大会」の世話人分担、
ある程度決める予定です。

投稿: 蓮華 | 2008年9月26日 (金) 23:27

蓮華さん、こんばんわ。久しぶりやね。せっかく10万アクセスを超えたに、コメントないと寂しいもんね
 でも、規模は小さく、ボロ(これゃ失礼やね)くても、「元徳寺」に華光の同人が集う時には、満堂、生きた念仏の声が溢れます。あのひとりひとりの生きた念仏こそが、浄土真宗なんですらね。元徳寺は、東海随一の名刹ですぞ
 1年ぶりにあったK先生も、思った以上にお元気で安心しました。皆さんによろしくとのことでした。ご講師でなくても、お参りに来てもらいたいですね。

投稿: かりもん | 2008年9月27日 (土) 00:20

 最近は仕事に追われ,昼休みも仕事しながらの食事で先生のプログも纏めて拝読する始末。10万アクセスも気づかぬ内に早10万1千も超えました。やっぱり出来るだけ毎日拝読しよう。かりもん先生,これからもよろしくお願いします。(e-mailにて一件お問い合わせしております。ご覧くださいませ)
 東海随一の名刹「元徳寺」に一度お伺いしたいものです。銘菓が戴けるとか,そんな記憶ならしっかり残っております。蓮華さん,お会いできるのを楽しみにしています。

投稿: チャン | 2008年9月30日 (火) 13:44

 チャンさんありがとうごさいます
 9月の下旬になって、日本は雨が続いています。11月並の気温で、ちょっと肌寒いです。メールは、3~4日前に返信したのですがね。やっぱ、アメリカは遠いのかなー。再発信しておきました。

投稿: かりもん | 2008年9月30日 (火) 17:34

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