世話人会
終戦の日の今日も、暑い1日だった。
真宗カウンセリング研究会の世話人会を華光会館で行なう。1年1度、自由な世話人の話し合いの場だ。なぜか、半数が僧侶なのに、こんなお盆の多忙な時に行なっている。案外、8月15日ごろになると、出席できるお坊さんもおられるのだ。会報の発送作業をおこないながら、フリーに話し合う。何もカウンセリングの話題だけでなく、格差社会や社会情勢の話題から、平安高の先生の教え子が、銀メダリストになったこともあって、オリンピックの話題も出た。その後は、ご馳走を食べながらワイワイとやる。僧侶、カウンセラー、教師などの教育関係者、社会福祉士など、それぞれバックボーンが異なるのだが、それでいてどこかで共有する認識があるので、安心していろいろな話題が出せる集まりとなっている。このごろは、あまり真宗のところをやかましく強調しすぎないのがいいのかもしれない。それでも、ロジャーズの人間観より、さらに「共に凡夫のみ」という真宗独自の人間観が、それぞれのところに浸透している気がする。もちろんそれは、如来の大悲観に支えられているが、暖かさの根源となっている。それに、M先生を中心に、真宗カウンセリングとしての体験学習も、ある種のかっちりした型が出来上がり、派手さはないが、地道に人も育てきているようで、そんなことも確認しあう場となった。
少し飲んで帰って来てテレビをつけた。オリンピックの中継につかまってしまった。わざわざ録画てまでは見る気はないし、見なったら見ないですむのだけれど、なぜか一度見てしまうとダラダラと見てしまう。ぼくの場合は、野球が始まるとダメだね。
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