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お盆参り

 それにしても暑い日が続く。猛暑の中、汗だくになりがら、昨日、今日と、お盆参り。父は、M家の法要を兼ねた京都家庭法座へ。これは、法要がある以外は、日頃の法座と同じで、かなり新しい顔ぶれ。ぼくは、今年から法座以外のお盆参りを担当することになった。といっても、参るのは8軒で、あとは華光会館でお勤めをする。ただし、ご近所の華光同人のお宅が1軒あるだけで、後は遠方。元同人の師弟のお宅か、完成直後の華光会館のご近所に住んでおられた方で、いわば華光会の檀家さんである。なぜか、宇治や伏見方面に多くて、桃山御陵と乃木神社の深い緑の道を抜け、宇治川の流れに沿いながら、平等院を横目に進む。いつもなら40分ほどの距離だが、今夜の宇治川の花火大会のため混雑していた。まだ交通規制はなかったが、夜店の準備で車が動かないのだ。花火客を当て込んだ臨時の駐車場も準備中。なんと1台、2,000円也と、かなり高い設定だった。

 お盆といっても、年忌法要なみに丁寧にお勤めする。家族の方が一緒にお勤めするので、『阿弥陀経』だけでも30分はかかる。お盆なので、最後に「其仏本願力、聞名欲往生、皆悉到彼国、自到不退転」を回向句にし、10~15分くらいおご法話する。1年に1度だけ顔をあわせなので、近況をお尋ねしたりるすと、1軒あたり60分はかかる。遠方の方も多いので、1日で4~5軒程度しか回れない。

 毎年、仏の子供大会直後なので、子供大会のテーマのご法話する。今年は、「生きる喜び」。源信僧都さまの、有名な横川法語の頭をいただいた。
 「まづ三悪道を離れて人間に生まること、おおきなるよろこびなり。身はいやしくとも畜生におとらんや。家はまづしくても餓鬼にまさるべし。心におもふことかなはずとも地獄の苦にくらぶべからず。世の住み憂きは、厭うたよりなり。このゆえに、人間に生まれたることをよろこぶべし。信心あさけれども本願ふかきがゆえに、たのめばかならず往生す。…」

 ご法話の反応はさまざまだが、丁寧にお勤めすることもあって、家族で丁重にお迎えくださり、聞いてくださる。一緒に勤行すること、声に出して称名念仏をすること、そして、短いご法話を聞いてくださるところまではご縁がついた。でも、なかなか華光会館の法席に足を運ぶところまでは、難しい。かなりいい線をいっている若いご夫婦もあって、楽しみにImg_3415_2 しているのだが、もう一歩がなかなかだなー。
 釈尊と阿難尊者の「つめの砂」のたとえではないけれど、「人間に生まれたこと」を喜びところまでは聞けても、それが聞き難い「仏法」を聞いて喜ぶ人は、ほんとに稀Img_3415 なのだ。

 さすがに花火大会に行く元気はなかったので、子供たちと、地味~に線香花火をして楽しんだ。

 明日は、初対面のアメリカの同人が、ご家族で来館される予定だ。

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