4日間、無事終わりました
仏の子供大会、4日間、おかげまさで無事に終わりました。
お世話の先生方、スタッフの皆さん、お疲れまでした。そして基金や飲み物、ジュースなどのご支援くださった同人の皆さんも、ありがとうございました。
華光会館が会場だったので、「初日」、「2日目」…と、毎日報告する予定で、頭の中には構想ができていたけどれ、やっぱり、パソコンに向かう時間がなかったですね。子供大会は、子供以上に先生方にたいへんな行事。朝6時30分から夜0時30分まで、バッチリ予定が入ってますからね。朝のラジオ体操から、夜の見回りに、トイレに起こすところまで、入浴時間にして、短時間で引率して銭湯に連れて行くので、子供たちも遊ぶ暇ないが、先生もなかなかたいへん。泳いだり、歌ったり、踊ったり、クモになってリレーをしたり(46歳でも、中学生に勝ちました!)、はたまた猛暑の中を歩いたり、腹を抱えて大笑いし(日常生活で、こんなに笑うことは少ないなー)、時にはカッカッと腹立て、有り難く泣いて念仏し、もう体力も、気持ちもハードなスケジュールで、とにかく充実しています。ぼくにも、全体の掌握だけでなく、車の送迎や会計、プールの引率やゲームなどの仕事に、もちろんご法話や分級座談もありました。
だから、いろいろな方の網の目のように十重二十重につながたとても温かな力添え、ご縁によって、この大会が出来上がっていることがよく分かります。伝統の重みも、しっかり感じますね。50年の時を経ても、毎年、同じプログラムで続いているのに、色褪せないのは不思議なことです。マンネリ化するより、むしろ蓄積されていく感じしますね。別に、仏法のことだけでなく、遊びや班活動も、とにかく楽しい。「○○先生が子供の時には…」、「あの時のファイヤーでの××君のスタンツは…」と、昔からの疑似的な家族のように、ノスタルジックな感傷も含めて、この4日間が進行していきます。
もちろん、そこには、「仏法広まれ」「いま、ここで、このお念仏を聞いてほしい」の熱い、篤い願いがその根底にあるんです。だから、どの先生の法話も尊かったし、悟朗先生の全体座談のお話も、大人のご法話そのもの。きっと言葉の意味は難しく、通じないかもしれないけれど、その願いやお心は、必ず子供たらの毛穴を通して伝っていくとことが、子供たちの成長ぶり、そして、その子供たちがお手伝いをし、そして先生になり、または親となって、喜んで我が子を参加させる姿を通して、確信させられます。もう、2代目どころか、3代目、4代目の時代になってきました。
そして、プールに泳ぎに行ったら、昔の同人で、旧姓のKさん(仏青の前進である真宗高校連盟のメンバー)が、激励に訪れてくれました。「華光誌の子供大会の案内をみて、近くなのでこれはぜひ顔をだしたかった。昔、華光会館の子供大会では、消防署のプールに行ったなー」と言われて、感慨深げ。先生として子供大会で活躍され、ぼくも追ハイの先発でのエピソードがあります。まったく有り難いことに、いま中心メンバーで活躍中のカープさんや楽邦さんのお父さんたちと、いわば同じ求道仲間で、M先生の奥様やチャンさんの堺の法座にもよくお世話になっていたので、皆さんを見てとても感慨深げでした。
そして、やはり、昨年の東京講演会(講演会だったので敷居が低かったそうです)で、何十年ぶりに復活されたMさん(華光会館に居住されていたSちゃんですね)も、お手伝いのスタッフとして参加されました。この方も、Kさんの法友であり、親友なんです。普段は目に見えなかったけれど、こんな方々の伝統に上に、いまの子供大会が続いていたことが、ハッキリ見えてきましたね。連続無窮のお働きが、子供大会に関わることで、わが身を通して体感させてもらえます。
法話のこと、先生方の活躍ぶり、楽しかった行事に、今年のスタンツに、水泳にと、あれも、これも書きたいことはたくさんあるけれど、今夜は、ここまで。
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コメント
先生のブログを読ませてもらうだけで、子供大会の
熱が伝わります。
息子が大変お世話になりました。

彼は今年は余裕があったみたいで、帰って来てから
子供大会のことばかり話していますよ
自分が頑張った事もおおいにアピールして・・・
そのなかに「ご法話」と「分級」のことは全く
出てきませんが・・・。
やっぱりそれが「私」の姿ですね。
やっぱり私も参加したかったなぁ~
投稿: 蓮華 | 2008年8月 6日 (水) 08:53
子ども大会ありがとうございました。
分級での子供たちの成長ぶりに、驚愕と言った感じでした。(同時に自分が歳とっていく感じがよくわかります。)でも仏さんって本当にいるんですね。子供たちの涙、発言から、目に見えるようにわかりました。
初めは優等生発言でもいい。私だって、そうやって「偉いね、よくそこまで気付いたね。」と言われて育ててもらった。でも、なんぼ褒めてもらっても、一人で落ちていかなきゃいけない。私自身、こんな尊いお話を、よくここまで、お聞かせに預かれたなあと思います。
投稿: かーぷ | 2008年8月 6日 (水) 09:18
蓮華さん>行き帰りぐらいは、華光会館に、顔を出されるのかなーと思っていたけれど、今年は、母親離れ、子離れの子供大会でしたね。来年は? いよいよ、班長さんですか?
かーぷさん>お世話になりました。かーぷさんの成長もすごいよね。お互い、ここで、この雰囲気の中でお育ていただいてきたのですね。みんな、華光の大きな財産です。
投稿: かりもん | 2008年8月 6日 (水) 09:48
またまたコメント何回もすみません・・・先生が書いておられるように、こんなに腹をかかえて大笑いできる場所ってないと思います。なんまんたぶつを腹の底から慶ばせてもらえる。本当に仏さんが慶んでいて、私は悩みばっかりなのに、慶びをそのままもらって大笑いさせてもらえる。嬉しいことです。
知り合いじゃなくて 友達じゃなくて俺たちはファミリー 最高の奴らって最高に笑うんだ (ワンピースのファミリーという歌)
歌詞も子ども大会みたいです。
投稿: かーぷ | 2008年8月 7日 (木) 12:35
お疲れ様でした!
プールに行かれたKさんて,あの方でしょうか。懐かしい。。
娘がまだ小さい頃,母が子供大会に付き添ってくれました。私が付き添いたくないので,母に押し付けたんだと思います。身勝手をしました。子供には付き添わなかったけれど,孫の付き添いはしたいです。この変化をとてもありがたいと思っています。いろいろ難点がある上,気の遠くなるほど先の話ですので実現するかどうかは判りませんが,楽しみにしています。(孫に恵まれるかどうかさえ判らないのに!)
投稿: チャン | 2008年8月 7日 (木) 15:02
かーぷさん>そうか。かーぷさんの「ファミリー」の元は、ここにあったんでね。
チャンさん>仏青時代をよくご存じの方だと思いますよ。でも、不思議なのは、京都在住のその方より、アメリカにおられるチャンさんの方が近いのは、ネットって不思議ですね。
投稿: かりもん | 2008年8月10日 (日) 00:55