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仏恩

  広島駅に集合して、ジャンボータクシーやミニバンなど3台に分乗して、安芸Img_2917高田市のY家へ。旧高宮町です。25、6名Img_2919 ほどのお参り。中国縦貫道にはいり、どんどん山の中を走って、 70、80分の、山あり、河ありの自然豊かな場所。ほとんどが田んぼばかりの米どころですね。農家が多く、どの家も大きく立派。特に、赤系統の屋根瓦が目立っていたので、そのいわれを尋ねてみると、雪も多いところで、石州瓦(岩見地方の釉薬をほどこした瓦)だそうです。そういえば、島根県の県境に近いようです。
Img_2911  暑い一日だったけれど、クーラーがなくても、川面から流れる風がとてもさわやかでした。Img_2910_3

 ただし、今年は、1、2日の違いで、はちすの花 は、まだひとつが咲きだしたところ。まもなくですね。昨年は、見事に咲いていました。http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_4606.html 

 ご法話は、まったく初めての方おられたので、皆さんにお尋ねしながら、基本的なところから。一般の神仏の信仰と、浄土真宗の信心の違い、特色はなにかを、なるべく普通の言葉で話してもらいました。分かっているようで、初めての方にお伝えするのは、なかなか難しいですね。「悪人正機」「他力回向」「後生の一大事」なんて言葉がボンボン出るけれど、それでは相手はチンプンカンブン。それで、他力回向という仏様(如来様)からのプレゼントを、お仏壇のお荘厳を使ってお話したり、奪う幸せは末とおらず、与えていただく幸せ、つまりいたいだご恩を思うことだけが、ほんとうの幸せ。その大本は、大悲の願心から起こってくることを、なるべく平易にお伝えしました。そして、三角の「私・ご恩・仏さま」の内省の世界(MANU.さんのブログ参照。http://blog.goo.ne.jp/buddist18/e/b3d553da43a65f7dd44310b8bfc7593a)を使って、四恩や如来のご恩徳について聞いていただきましたい。

 父母のご恩、食べものや着るもの、自然の恵みなど、あらゆる衆生のおかげて、いま、ここの、わたしがあるわけです。いわば、執着をする「わたし」なんて実体はなくて、すべて100%がご恩の塊、他のいのちをいただいて出来上がっていると言い切っていいわけです。不思議といえば、こんな不思議はない。どんな有り様をしていようと-どれだけ社会にすね、まだどんな極重悪人であってもです-ご恩の塊でない人はなく、またこの先も、一瞬も、自分ひとりで生きていける人もいないわけです。
 でも、そこだけを喜んでいるのなら、ご縁やご恩を喜んでいるすぎない。その底に仏様のいのちをいただいてることが抜けている。上ばかりみて、自分にうぬぼれきったり、卑下して歎いていても(同じ慢やね)、実は、そんなわたしにかけられたいのちがあり、それを踏みつけている足元をあげて観ることはないわけです。迷いを離れる、ほんとうに目が覚めることがなけれど、せっかくのご恩の意味もわからないわけです。その意味では、浄土真宗のご恩徳は、仏様(如来様)のご恩徳
と、その教えを導いてくださる先生のご恩徳に集約されるわけです。
 実は、座談会での質疑を通じて味わったこと、話すうちにハッキリしてきたこともあるけれど、今夜は、このあたりで。

Img_2922  そうそう、お庭で作られた見事な野菜をいただきました。土つきで、きゅうりも、そこらに売っているにツルツルしてなくて、トゲドゲしていて痛いけれど、とてもおいしそうです。
 まあ、あいかわらず、うまそうとか、まずそうとかの、善し悪しでしか、いのちを奪っていくしかないんですね。
 仏法聞いてるといっても、なーんも変わらんお粗末な身です。
 おいしそうです。

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