エレベーター
壮年の集いの終了前、エレベーターの調子が悪くなった。3階で、ドアが開かないのである。ほかの階は別に大丈夫で、エレベーター自体は、動いている。いろいろな方が、フトンや弁当を運ぶおりに、普通の使用では絶対に触れることのない、戸留めのボタンを押すので、その時に、何か違うところを押すこともままある。それで、すべてのボタンを正常にして、ぼくも試しに乗ってみることにした。
3階まてはいつもの動き。で、3階で停止すると、ほんの少し、ほんとうにわずかにドアが動きかけるのだが、開かずに停まってしまう。あわてて、2階や1階のボタンを押すが、なかなかエレベーターが動かない。開閉を押しても、ランプがついたままである。エレベーターの空間は狭いものだが、華光会館のものは一層狭い。4名乗りだが、4名ではギュウギュウで酸欠になりそうなので、いいとこ2名ぐらいで使用している。その中で、正味は1分足らずとはいえ、正常に動きだすまでは、長く感じられた。狭いところに閉じ込められ、しかも調子が悪いことを承知して乗っているし、たまたま、ドアの開閉を安全なスピードで行なうセンサー部分に寿命が来ていて、明朝に補修されることになったいた。それで、ほんの一瞬、このまま急に落下するんじゃないかという恐怖が脳裏にかすめるものだ。
今朝、修理にこられてたが、なんとすぐに解決。原因は、エレベーター横に磁石でとめている時刻表の、その直径1センチほどの磁石だったのだ。小さな磁石が、フトンかなにかを運ぶせいに、偶然に動いて、ドアの開閉部分の隙間に入り込み(金属なので引っつく)、安全センサーが作動して、ドアが開かなっただけである。まあ、原因がわかってみると、なんともバカらしいものだが、コンピューターで制御された精密機器ほど、ほんの小さなトラベルでも、正常に作動しなくなるものなのだと、改めて思わされた。
ちなみに、今日は、修繕の日。エレベーターの後は、トラベル続きの3Fの講師室のクーラーの室外機を丸ごと変えるのに半日かかる。あとは、ドアの開閉部分の修理も続く。それに、以前の木造の華光会館なら、素人でも修繕できるものが多かったけれど、いまの建物は、便利なようで、故障や修繕をやはり専門家にお願いしないといけない部分が多い。さすがに10年以上になると、年々、修繕費用がかかる。なかなか維持をしていくことも、たいへんである。
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