東京支部法座
平日の東京法座。前夜は、勤め帰りに法座に顔を出してくださる男性が多かった。職場の雰囲気と、法座の空気はかなり違うでしょうね。サービス業(坊さんもね)の方は平日の方がお参りしやすいでしょうが、大方の勤め人は、週末の方がいいようですね。亭主や子供が留守の、平日の昼がよいという主婦の方もあるけれど、今回はそんな方は少なかったです。初日の夜だけとか、2日目だけの方もあって、のべで23、4名というところですか。それでも、ネットでお参りくださった、初対面の男性は、龍大の信楽ゼミの後輩と判明。それだけでも親近感が増しましたね。これからもよろしく。
内容には詳しくは触れる時間がないけれど、一言だけ。輪読法座で、皆さんの反対というか、正解や念仏者づらする優等生発言に、強く反発される同人の方。よく尋ねていくと、面白い意見なのに、短い一言で、しかも直情的すぎで、攻撃的な批判めいた言葉の雰囲気だけしか伝わらず、ちょっと残念。それで、彼の奥にある気持ちや思いが、少し出るように促していくと、ほんとうに言いたいところ、伝えたいところがだんだんと明らかになってきたけれど、もう少し、丁寧なコミニケーションや「私しメッセージ」なんかが身につけば、きっとみんなで問題点を共有できて、局面も変わったんじゃないだろうか。場を動かす可能性のある味わいの予感はしたけれど、うまく伝えられないのは惜しいなー。今後の課題やね。
そうそう、会場の会館に好意で預かったもらっている荷物(3箱)のうち、お名号や仏具関係の箱が、なぜか行方不明。初日は、急遽、紙に「南無阿弥陀仏」と書いて勤行。でも、2日目朝みたら、しっかり戻っていました。なんでも、部屋の修理関係で、移動していたのを忘れられていたとか…。よかったです。
でも、まあ、絵像だろうが、木像だろうが、お名号だろうが、所詮、火をつければ燃え、紛失してしまう代物。私に願いをかけてくださっている生きた南無阿弥陀仏に、この私が会わせてもらわないと、なんとも寂しすぎるわね。せっかく、ここまで来たんですから…。
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コメント
「……当流には、木像よりは絵像、絵像よりは名号といふなり」の本当の意味を、以前は誤解しておりました。
燃えてなくなってしまうモノではなく、決してなくならない如来の本願、いま私が唱えさせていただくご名号(お念仏)のことだったんですね。
南無阿弥陀仏
投稿: はらほろひれはれ | 2008年6月22日 (日) 00:50