日高支部の花祭り
さて、日高支部のある豊岡市日高町は、こんなところです。円山川と、スキー場で有名な神鍋高原などの山々に囲まれています。「子供花祭り」でしたが、道中も、サクラが満開で、花ざかり。きれいでした。昨夜は、日本海の新鮮なお刺身と、但馬牛でおもてなしてうけましたが、海のものも、山のものもおいしいところです。
これは、華光会館の古い花御堂です。そこに、子供の一人がきれいに飾りをつけてくれました。細かなきれいなものが、小学校3年生の女の子が作ったもので、かどの荒いものが、大人の作とか。ぼくが子供のころ、華光会館の日曜学校でやっていたやり方をそのまま引き継いだお飾りです。誕生仏や金盥は、華光会館と同じ物。故谷本瀧雄さんと一緒に、京都の仏具屋さんで求めたもの。
勤行のあと、子供の「お祝いの言葉」は、支部長さんの深い思いがこめれらた立派な内容。すべての人の幸せを願われたお釈迦様のお誕生の意味が、すべて南無阿弥陀仏の中にこめられて、いま、ここに届いているということを、平易な言葉で述べられていました。有り難かったです。
DVDアニメ『仏さまのプレゼント』の用意があったので、合わせて新しいDVD『仏教のめざすもの』の冒頭の「華光会とは」を一緒に見てもらったあと、ひとりひとりに「仏さまからのプレゼント、ほんとうにもらいましたか」と、問い掛けていきました。ちょうど、「お祝いの言葉」の内容とリンクする気もしました。DVDと合わせると、かなり長い法話になったけれど、子供たちがあきることなく聞いてくれたので、うれしかったですね。うちと同じ3年生の子供たちには、少し難しかったでしょうが、中学生が5名が、とても素直に参加してくれていたので、ちょっと熱入りました。
お寺でもないのに、毎年、こうして花祭りをお祝いし続けてくださています。費用もバカにならないし、労力もそうです。最初は、谷本さん宅の納屋から、スタートしました。ぼくも高校生からお手伝い。姉も先生として活躍していたことを思い出します。日高同人の皆さんは、どんどん高齢になられ、死苦、老苦、病苦の話題ばかりですが、それだけに余計、連続無窮のお働きが、途切れることなく、ここまで届いてきていることが、無性に尊く感じらてきました。
長々のお育て、ほんとうにありがとうございます。
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コメント
先生、お世話になりました。ありがとうございました。この二日間はいつもにまして考えさせられ、気づかされ、知らされることも多く、お念仏はいま、この瞬間に、生かされ生きている、この私への、お働きであることの、深いおいわれを味わい味わえば味わうほど、恥ずかしく浅ましいこのわたし。このわたしに咲くことのない花、南無阿弥陀仏、不思議といえども、南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 ありがとうございました。
投稿: 稜 | 2008年4月 7日 (月) 11:25
こちらこそ、お世話になりました。丁寧なメールもいただき、ここにもコメントありがとう。「王舎城の悲劇」の七重の牢獄のお味わい、ぼくも聞かせてもらいました。ほんとうに、生きたまま、親を押し込んでいますわー。
ついさっきまで、「日高支部で考えたこと」という力作(?)を書いていて、完成したのだけれど、送信ミスで、水泡に帰しました×3くらいやね。
おぼえているうちに、再度と思って書き直しかけたものの、メチャクチャ疲れてきました。もう、今夜はここまで。また明日新たに書きますわー。
投稿: かりもん | 2008年4月 8日 (火) 00:26