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「真宗法座の集い」の打合せ

  週末は、「真宗法座の集い」だ。第6回だが、少数の定員なので、同人の中でも、参加されたことのない人の方が多いだろう。華光大会や永代経とは逆に、出入りを押さえ(部分参加は不可)、顔ぶりも固定して(定員20名)、じっくりと最後までかかわることを目的にしている。今回は、華光会初參加者はいないが、この集いは初参加の方が半数はあるので、新鮮な顔ぶれとなった。どんな動きになるかいまから楽しみだ。

 早い時点で、定員の20名に達した。最後は、同日〆切で定員を超えていた。メールで30分差とか、電話の違いなどもあったので、公平のためにその日の申込み分までを受付けることにした。それで22名と、2名のオーバーである。そこに世話人が4名と、事務方が1名で、合計27名。うまい具合に、男女比も、年齢も(80超~20歳まで)、地域もバラバラである。

 それでも、キャンセル待ちが3名もある。なかには、まったく初めての方をお断りすることなった。すでに何名かお断りした後だ。正直、「せっかくなのになー」と思わった。某会で現役にバリバリ活躍中の方で、華光双書を手がかりに、FAXで「一見は百聞にしかず」で参加してみようということだった。もう少し詳しいご心境などをお尋ねるために電話をかけてみた。すると、こんなことはこれまでは考えられないことだと、ぼくから電話があっただけで感激されている。別に当たり前のことなのにね。よっほど封建的な会なんでしょうね。さらに、今回の集いの趣旨を説明して、一人一人を大切にするために人数を絞っていることもお伝えすると、また驚かれた。これまでの活動は、何名動員できるかと数だけを気にしていおられたという。

 もちろん、お断りするのは忍びなかったけれど、これもまた大事なことだと、丁重にお断りした。快く了解され、次週の法座や永代経に参加される意欲を募られておられたので、またのご縁が楽しみである。

 別に20名に意味があるわけではない。これが25名でも、別に差し障りはない。でも、20名の参加を見越して、世話人を4名(つまりキッチリ分かれれば6名のグループで進行できる)と設定して、皆さんにお約束しているである。公約が守られていることが、信頼のもとになる。ほんとうは、12名以内、ワングループでも進行出来る人数が、ぼくの理想である。ただ、そうなると参加費や断る方も多くなるので、まあこのあたりが手頃かと思っている。

 逆にいうと、ご参加される方は、それだけの条件のなかで、また断られた方もいる中で、自分が参加できることを積極的に生かしてもらいたい。我が儘(わがまま)でいいのであるから、一人一人のご聴聞が進むことを願うばかりだ。そのために利用できるものは、遠慮なく利用すればいいのだ。「聞法」の一点で、参加者の意志も統一されているのだから、その意味では、キッチリ焦点を当てて聞かせていただきたい。

 今日は、朝から、世話人で打ち合わせ。役割の分担と、この会の趣旨、流れの確認をした。不慮の事故で、世話人のお一人が交代となったこともあり、世話人同士が認識を共有できるように確認しあった。まあ、どんな態度で座談に望むのか。どんなところに留意するのかなども話し合った。もちろん、蓋をあけてみない限り、どう動くか分からない。こちららの意図を超えたところに面白さがあるわけだし、基本的にはその流れに添いながら、自由自在に動くことが理想である。そのためにも、充分な打ち合わせも必要なのだ。楽しみだなー。

 明日は、掃除や事務作業などの準備が中心。午後には、会計関係の状況説明を受けることになっている。

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