研究会でしたが…
夜は、今年度最後の真宗カウンセリング研究会の月例会。雨が強く降っていたが、重い荷物を抱えて龍谷大の深草学舎へ。開始前に、来年度のパンフレットの発送作業を行なった。
肝心の月例会は3名だけ。毎年、4、5月は多いのに、だんだんと人数が少なくなって、特に12月以降は激減する。冬の夜はおっくうになるものね。でも、ぼくにとっては貴重な機会。今年は、地方法座が重なった時に、1度休んだだけだ。
「いかにして援助的関係をつくるのか」の第2章。(今日のところのタイトルもその題)。単に、カウンセリング場面だけでなく、人間対人間の関係が存在するあらゆる領域において、人間の可能性を発展させ、適応を増進させていくための、援助的な対人関係をいかにつくるのか。そのカギになる条件を豊富な臨床経験と、当時(60年初頭)の客観的研究をもとに、平易な、わりと読みやすい文章で論述されている。読みやすいだけに、一人で読んでいると、サラッと読み流しいるところでも、先生方と丁寧に読んでいくと、意味がわからないところや、ひっかかたり、深く味わったりと、たとえその場だけであっても改めて教えられることが多かった。とても面白かったので、来年も、この続き(第3章)を読み進めることにした。
帰宅してみると、食卓が散乱したままで、誰もいない。「?」は思っていると、長女が書いたメモあり。「おうとさん、おかえりなさい。夜ごはんです。わたしが、ぜんぶつくりました。おかあさんはおねつです。かわいそうに……。ということで、わたしがつくまりした」。なんか、子供の成長にびっくりさせられるなー。もっとも、今夜はお惣菜が買ってあったので、盛っただけだろうが、それでも、このメモひとつでも心強いー。大急ぎで夕食をすませた。まだ、下のことは体がかゆいので、夜中に目を覚ませたら夜泣きする。いつも、連れ合いが寝てくれている。今夜は別にしたほうがいいだろう。すぐ、道場に布団をひいて、子供たちを一緒に寝ることにしたので、かなり早めに床に就いたが、かなり眠い。
朝になると、熱も下がってすっかり元気になっていた。保育園の母親の集まりに出かけて入った。早めに用心がよかったのだろう。
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