« チョコと、ランと、かぶと虫… | トップページ | 『フランドル』 »

『サラエボの花』が、沖縄の事件に

 沖縄で、またしても弱者が犠牲になる悲しい犯罪が起きた。しかし、前回のような激しい反対運動はゴメンだというばかりに、素早い対応が粛々と進んでいる。日本政府も、米国も、現状の枠組みが停滞するような強い反基地運動を懸念しているのだろう。首脳陣の強い憤りの抗議も、米国側の心からの謝罪の表明も、どこか表面的で、下手なお芝居のセリフにしか聞こえないのが、なんとも悲しい。お芝居だとしても、もっと上手にしてもらいたいものだ。綱紀粛正や1ケ月の外出禁止程度で、なんの解決にもならないことは、みんな分かっている。しかし、大局から冷静に対処して、一犯罪者の愚かな行為ということで、早々に幕引きを計りたいのだろう。でも、ほんとうは、米国の国益のみならず、ぼくたち日本人、一人一人のエゴの結果、沖縄に基地が集中している現状と、さまざまに山積する問題や矛盾をしっかりと見つめるきっかけにならねばならないのに、結局、ぼくたちもまた、自分にふりかかる厄介はゴメンで、どこかで臭いものには蓋をしたい心情なのかもしもない。この心こそが、いちばん恐ろしんじゃないかなー。

 実は、戦争の性的暴力の犠牲になった女性をナイープな視点で描いた『サラエボの花』の枕として触れたのだけれど、急に別の映画が思い浮かんできた。次ぎに改めて触れよう。

|

« チョコと、ランと、かぶと虫… | トップページ | 『フランドル』 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『サラエボの花』が、沖縄の事件に:

« チョコと、ランと、かぶと虫… | トップページ | 『フランドル』 »