大無常
いましがた、子供を寝かせていたら、連れ合いのケイタイにメールが入る。
高山の同人が、交通事故で亡くなったという1行だけのメール。「エ! Sさんが…」。驚いて、さっそく確認の電話をする。
今朝も元気に、仕事場に向かわれる途中の、突然の惨事。仕事の車を数台連ねた、その先頭車両に乗車。突然、凍結した路面にハンドルをとられた対向車線の車が、Sさんの車につっこんで来たというのだ。ネットで検索してすると、読売新聞のニュースなどでも記事になっていた。だいたい窺ったような内容だ。
ご本人は、ちょっと聞法に挫折してご無沙汰気味だった。でも、12月には、奥様や、また娘さんやお孫さんと、少人数で語り合う機会をもった。少しずつ、聞法の場にも復活されかけたころのことなので、なお驚きもある。
あまりに突然のこと。残された遺族には、まだ今は、これが夢か、現実かもわからないほど、なにがなにやらわからん状態だろう。
お悔やみの言葉を考えながらも、まさに無常の理、そして仏説のまことをしみじみと味わわされた。お前の姿だぞー。お念仏を称えつつ、その思いを文章にして送った。
いま、ここで、お念仏申させていただくしかない。「南無阿弥陀仏」
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