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来年度の真カ研

  暖冬、暖冬と思っていたら、この冷え込み。

 京都も氷点下まで下がり、ずっと雪がチラチラ舞っています。大原の方はかなりの積雪があったようですが、市内の中心部で、積雪があることは珍しくなりました。

 新年度(4月)からの「真宗カウンセリング研究会」のプログラムの相談。

 創始者(?)の、西光義敞会長が亡くなったあと、この研究会がどうなるのか心配でした。離れていかれた方もあります。それでも、松岡宗淳代表のもとで、身の丈にあった研究会の活動を地道に行なっていると、ボチボチと新しい会員さんとの出会いが生まれています。それどころか、現状維持から、少しずつ新しい活動をやっていこうという空気まで出てきました。

 ぼくが担当している、会員や世話人の月例研究会など、西光先生がおられたときより、個々の関わりが深くなっているから不思議です。どこかで、先生に甘えていたんですね。なんとかしてもらえる。いい意味でも、悪い意味でも、先生中心でした。そのことを嫌っておられたのが先生ご自身でした。権威として祭り上げられることに、常に厳しい目をもっておられた。それでも、どこかで甘えは抜けないです。だから、先生が欠席された月など、とても静かな例会だったし、いまと同じ世話人の立場でも、いまほどの熱情もなかった気がします。

 でも、今日あるのも、すべて、先生のお育てのおかげなのですから、ますます不思議で、有り難いことです。

 京都中心の活動ですが、新規に、冬のカウンセリング研修会を、真宗カウンセリングの理論を学習する場として、西光先生の「入門、真宗カウンセリング」の輪読会を立ち上げる計画がでました。また、新たに少人数の「真宗カウンセリング・ワークショップ」の開催も計画されました。また、プログラムには掲載しませんが、アート・セラピー、プロセス・ワークに続いて、年に1度は、ゲストを交えたWSも計画中です。

 さらに、広島では、広島真宗カウンセリング学習会と共催して、「真宗カウンセリングWS」を7月に開催することが、決定しています。ほかにも、東京でも、動きが出てきたし、福岡や大阪などでも、真宗カウンセリングやDPAの冠をつけた集いが芽を出し始めています。

 いやー、どんどん楽しみになってきますね。

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