高山支部の報恩講(1)
土曜、日曜、そして今日月曜まで、3日間、高山支部法座でした。
高山支部の皆さん、F家の皆さん、お世話になり、ありがとうございました。
有数の風光明媚な観光地だけに、車中も観光や下呂温泉などに向かう人ばかりなので、なかなかウキウキした旅行気分。高度があって、寒いところですが、今年は駅前には雪ありませんでした。でも、夜には氷点下に冷えてきてチラホラ雪も降ってきましたが、例年に比べるとずいぶん温かでしたね。
3日間でしたが、なかなかバラエティーにとんだ法座でした。報恩講法座でお斎がでたり、1座丸々を輪読法座にしたり、夜だけのミニ座談会があったり、月曜日は、自力整体を含めてカウンセリング研修会もしました。お参りも老若男女ありました。報恩講には、子供さんだけでも8名はいましたね。それが、一緒に、勤行もし、お斎もいただきました。カウンセリングには、若いママさんやパパが中心でした。
初日は、F家の仏壇で、高山常連のカープさんを調声に、正信念仏偈を読誦。あと、女性陣が持ち寄った九割方の精進料理いただきました。都会では珍しい山菜も豊富で、これがうまいんです。子供たちも含めて、総勢40名以上あったでしょう。それが、とても手際よくお世話くださ
います。また、小さな子供たちも、賑やかに、一緒に混じってくれる姿が、非常に、非常に尊いです。一般の真宗の檀家でも、こんな光景は減ってきていますからね。
ご法話は、親鸞聖人の報恩講様ですが、偶然、12月8日の「成道会」だったので、安心決定鈔の「娑婆往来八千遍」をご讃題に、 釈尊のご生涯をふりかえり、成道の意義について、お話しました。有名を釈迦苦行像の写真(右手)や、ちょうど一年前にここでも触れた、釈尊の前生譚である「燃灯仏授記」、み仏のみ足を泥水で汚れぬようにと、自らの髪をとき、頭を地面に擦りつけて供養するお姿を味わいました。まさに、高いところに仏様はいらっしゃるのではなく、頭を擦りつけてくださるお姿を目の当たりにすると、言葉で聴く以上に感銘深いものがありました。
まあ、今夜はこのくらいで。帰宅したら、予想外に早く「華光誌」の校正が戻っていて、仕事の段取りが変更になって大慌て。
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コメント
高山、ありがとうございました。
お釈迦様の話、輪読、歎異抄、よかったです。阿ごん経の、閻魔さんの言葉は、今私に対しての説法という感じでした。私はお聖経を読まなすぎなんで、少しずつ読みたいです。
投稿: かーぷ | 2007年12月12日 (水) 13:07
かーぷさんにとって、高山は、準フランチャイズですね。これまでも、いろいろなご縁、お育てをいただいてこれらました。そのこと一つとっても、尊く、有り難いことです。日高支部にも、二人で出かけたことありますね。かの地も、父さんも含めてご因縁のところ。でも、かーぷさんなのに、まだ広島支部ではご一緒したことないんじゃないかなー。九州のキャンプ地ばかりでなく、市民球場に応援がてら広島支部へもどうぞ。
投稿: かりもん | 2007年12月12日 (水) 23:56