地殻変動
今年の華光大会、なんかすごかったですね。
ぼくの法話からはじまり、5名の老若の先生方の法話と、座談、信仰体験発表とバトンがわたり、最終日の総会から、悟朗先生の法話と、そして最後の分級座談へ。どのグループも、まさに聖人が影向され、説法獅子吼くださった、そんなご法座でした。響流十方と、火の玉のような念仏火山が爆発しました。
なにかが動いた気がしました。このところの、またこれからの華光の将来を示唆するかのような大会でした。
これまでも、さまざまな波が押し寄せてきました。たとえば、10数年まえに、悟朗先生が、最初にNHKの教育テレビ、「こころの時代」の出演があった時のような、そんな新鮮さと、躍動のある大会でした。
先生方のご法話も、体験発表も、おもわず力が入って、時間オーバー。ちょっと分級座談会(好きな先生のグループに入ってする座談会)の時間が少なめだった上に、参加人数も多く、そこへ初めての方、心境に変化があった方、ほんとうに何十年ぶにり顔を出してくださる方と、あの方とも、この方とも、もっともっと語りあったり、お話を聞きたいと思いならがらも、2、3名の方(それでも充実していました)としかかかわれず、その点は残念。
華光大会の休み時間は、責任役員会、支部長会議、当番支部との振り返り、そして懇親会前には、信仰座談会(分級)の打ち合わせと、いろいろと会議や相談事が続くので、なかなかじっくりとかかわれないのが、贅沢な悩みといえば、そうですね。
実は、今回の大会は、楽しみだけでなく、少し気が重い部分もあって、このところ浅い眠りの日々が続いてます。昨夜も、疲れ過ぎて、逆に目が冴えてしまたけど、運営面でも、ご法の上でも、なによりも心境の上で、いろいろと気づかせてもらいました。
華光という形で、この私に届いてきた真実を、一人でも一人でも多くの人にお伝えしたい。その形態や形式は変化しても、要は、ぼくなりの「仏法広まれ」の一念だけで動かせてもらってきたし、これからもその一念で働かせてもらいたい。
日常生活や、社会の制約でゴチャゴチャあっても、要は、ただそれだけ!
しかも、そのところの同信念仏に、心寄せてくださる皆さんと、共に歩ませていただける幸せ。新しい法友が一人、二人と増えたのですから、頼もしく、うれしい限りですね。
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コメント
ありがとうございまいした。法座の臨場感を生身で聞かせていただけたことに、深い喜びを感じています。その一座一座、その一瞬一瞬の関わり、息遣い、しぐさなど、すべてのはたらきを「わたし一人のため」と聞かせていただける。こみ上げてくる自分の愚かさ、はずかしさ。多くの方のお世話に感謝します。ありがとうございました。最終日の悟朗先生の法話の前に、九州支部の方と歌った「真宗宗歌」そのあとの加藤さんが歌われた「四十八願」、そのあとのお勤め「讃仏偈」の時、こみあげるお念仏と涙でいっぱいでした。かりもん先生のブログを読み「移り行く時代色、変わらない慧眼」ということばを聞いたことを思いだしました。変わらない、変わることこのない仏の智慧、南無阿弥陀仏を後生と自他廃立が抜けなれば、変わる時代色には迎合するのでなく、着実に時として大胆に行動をすればと思います。いつの時代も真理を伝えることは難しいと思いますが。本当にお世話になりました。ありがとうございます。
投稿: 稜 | 2007年11月26日 (月) 21:33