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通知票

 華光誌の発送が終わって、お手伝いの皆さんと一休みしていた時、子供が学校から戻ってきた。「ハイ」と渡されたのが、通知票だった。

 ぼくの子供のころと違い、最近は、2学期制を採用している学校が多い。夏休み前に成績はなく、9月までが前期なのだ。特別に秋休みがあるわけではないので、この連休がそれに代わるのだろうか。

 成績も、5段階などの数字ではなく、「よくできる」「できる」「がんばろう」の3段階のどこかに丸がついているだけ。社会や理科の科目が、「生活」となっている。

 学習状況以外に、生活のようすや行動のようすがある。

「元気に遊び、進んで運動する」

「身の回りの整理整頓」

「自分のこと自分でする」(自主自律性)

「みんなと仲良くする」(協調性)

「ルールや約束を守る」(公共心)

そして重点目標として、「人の話をしっかり聞く」と、「自分の思いをはっきり話す」。

 いやはや、大人でよかったなー。こんなこと丸印で評価されたら、たまったもんじゃない。でも、社会でも、家庭でも、他人から受ける評価は、これを大人向けにしただけで、そう変わらないのかもしれないけどなー。

 対人関係のコミニケーション・スキルの「聞く」「伝える」項目が、重点目標に入っているのが、今日風といえば、今日風。聞くことも難しいし、気持ちを伝えることも難しい。アサーション・トレーニングではないけれど、相手を責めるのでも、自分が我慢するのでもなく、あなたメッセージではなく、「わたし」メッセージで伝えていくことも、聞くことと離れてあるのではない。長年に渡るとても近い関係、いやとても近い関係だからこそ、我慢したり、諦めたりして、すれ違っていくことばかりじゃないかなーと思う、ちょっと蒸し暑い秋の夜長だった。

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