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お念仏の響き

  東京支部法座、今、終わりました。

 東京駅を出発した新幹線の車中。右手にライトアップされた東京タワー。きれいです。

 子供大会の法話集の締め切りの関係で、ノートパソコンを持参。いま、終了後の打ち上げでご馳走になり、ほろ酔い気分で書いてます。

 今回は、ご法話は、誌上法話(枷鎖の業)の輪読座談。「いのちを喰らう」の法話。そして歎異抄第3章(悪人正機)の三座。出入りはあったものの、どのご法座も、だいたい24、5名というところ。総数でも30名ほど。前月の講演会もあったので、もう少しつながるかなーと思ったけれど、その点は目に見えた効果は少なかった。講演会からの新顔が1名。その時の広告記事をご欄くださった方が1名。そして、講演会をきっかけに、ご無沙汰の同人の師弟が、ご姉弟でご参加くださった。欲をえば、あの人も、この人も、もう少しと願っってけれど、今回は、ここまです。

 それでも、東京講演会に続いてG.S(悟朗・信ではないですよ)先生が、ほぼフルで出席してくださいました。座談は二つのグループを持つことが出来て、かなり有り難かったです。それに、先生からは、いろいろと東京の浄土真宗や仏教の現状、現場の最前線のお話が出て、かなり刺激を受けました。小さくとも、華光のあゆみ、ぼくがめざしていることが、ますますハッキリしてきます。

 もちろん、法座でもいろいろと味わいが去来しました。でも、いまは一つだけ。

 せいぜい、お念仏させてもらいたいです。

 このご法はひとりになって、静かに喜ぶ味があります。しんみりとわが身を内省し、そしてご本願を仰ぎ、ホクホクとお念仏と共に喜べる。それも尊いご法のお徳です。どこをきりとっても真実のカケラのないこの懈怠不法の身が、南無阿弥陀仏として光輝く。わが虚仮不実の口を通して、無量の智恵と、無量の慈悲の塊の南無阿弥陀仏のお言葉が、溢れ出る。不思議ですね。

 ならば、せっかく同信念仏者が集うご法座だもの。もっとお念仏の声を響かせたいものです。東京は、貸し会場の制約もある。寄せ集めで、新しいご縁の方も多いこともある。その意味では、日高や高山ような法徳の地のご法座とは、また違います。それに、いまの東京同人は、奥ゆかしくて、恥ずかしがり屋の方が多いようです。でも、仏徳の高いことを讃嘆のために集っているのでから、南無阿弥陀仏の響きほど尊いことはありません。声高らかに、共に、お念仏させてもらいたいものです。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

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