五山の送り火
今日も、実に暑かった。40度を越す地域が続出して、とうとう日本最高気温も記録したようだ。京都でも、39度になったところがあったが、しばらく要注意である。
昼間、研修場で、会合を終えて降りてきたら、 玄関のアルミの柵が歪んで見えた。あまりの暑さで歪んだのか、それとも、暑さで目がおかしくなったのかと怪しんでいた。華光会館の事務所に、とんでもない力をだす御仁がおられるが、さすがの彼女でもここまでのパワーはなかろう。なんと、車にぶつけられて歪んだそうだ。それも知り合いの方。何かとお世話になっている製作会社が、本業のDVD(映画)撮影のための備品を運ぶ途中のことだったという。やれやれ、人的被害がまったくなくてよかったけれど、最初はわが目を疑った。
夜になっても暑さは続くが、さすがに屋上にあがると風も抜けて、多少はしのぎやすくなっていた。
今夜は、京都は、五山の送り火。 華光会館の屋上からは、松ヶ崎の「妙法」以外はよく見えた。それが、大きな建物に遮られ、メーンの如意ヶ嶽の「大文字」がまったく見えなくなった。一番大きく見えていたのに、残念だ。北区西賀茂の「船型」、 北区大北山の「左大文字」、そして、右京区鳥居本の「鳥居形」は、小さいながらも見えているが、鳥居の見え方がややや危なくなってきている。
諸説があって、いつ、どのような形で始まったかが定かではない、謎の行事である。昔は五山ではなく、もっと多くあったようだ。日本人とお盆、先祖(死者)崇拝の民間信仰と深く結びついているのは確かなようだ。
お盆も終わりである。
でも、まだ数日は、かなり残暑が厳しそうである。
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