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参議院選挙

 これは映画ではなく、実際のお話。ちょっと、当たり前のことの確認。

 皆さん、選挙に行かれましたか?

 ぼくも、子供大会の準備を縫って、終了30分前に投票してきました。間違っても、「ヤマさん」とは書かなかったです。

 残念ながら、ぼくの投票行動は、選挙区も、比例も、直接反映されることにはならなかったけれど、今回は、明確な指針で投票しました。3年後にでも始まるであろう、9条を狙った憲法改正の動きに、3年後も、明確に反対に回るであろう勢力や人に投票しました。

 選挙結果については、ご承知の通り。別にマスコミや評論家みたいにとやかくいう気はありません。ただ、いつも思うことですが、こうして、選挙で、民意を反映できる国であることは、当たり前のようで、実はさまざまな犠牲や努力の上で成り立っている、とても尊いことだということを、投票の度にかみしめています。

 投票率が低く、市民が無関心であればあるほど、与党や組織票をもつ政党の言いなりになるわけです。もちろん、選挙制度には、さまざまな問題点も抱えています。しかし、少なくとも、二院制をひき、おびやかされたり、脅されたりすることなく、個人の考えに近い人に自由に投票することが保証されている選挙制度は、とても大切なものです。無気力や諦め、まる投げこそが、いちばんの敵なのです。

 ちなみに、今回の比例で、本願寺派が露骨に推した新人が、民主党で当選しましたが、たった8万票弱。浄土宗系の現職は、自民党だったので、7万票で惨敗。ところが、全体のトップは公明党で、100万票以上を獲得していました。政治と宗教、ここも難しい問題を抱えていますが、政教分離(特に権力側にとって)は、先の過ちから学んだ大原則。ここもしっかりチェックしていきたいですね。

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